こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
先日、受験生の生徒と話していて『速聴の勉強を始めました』ということを聞きました。
単純にCDを倍速で流すのだそうです。
『へっ、速聴??』
私自身は雑誌の裏あたりに速聴の広告は見たことがあるのですが、試してみたことはありませんでした。
なんと10倍速で聴いているそうです。
以下は私とA君の会話のやり取りです。
私『はっ10倍速??聞けるの??』
A君『全く聞こえません。』
私『じゃ、意味無いんじゃない??』
A君『いや、目を10倍速で動かして文章を見てから聞くとわかります。3倍速では遅すぎます。』
A君によるとそのおかげで活字に対する苦手意識が無くなり、頭の回転や記憶力もかなり良くなったそうです。
『ほんまかいな??』とは思いますが、たしかに一緒に勉強したら前よりも良く出来ているように思いました。
家にいる間に独自の進化を遂げているようですね。。。
冷静に考えると、普通に授業を聞いているよりも効率は良いでしょう。
少なくとも自分の頭で考えながら自分の感覚を信じてやっているからです。
人の数だけダイエット法があり勉強法がある
私自身はA君に過去問の研究と音読、授業の解説は聞かずに大量の文章を読むことなどの勉強法を教えたのですが、A君は自分独自のやり方を開発しているようです。
実は、誰にでも会う勉強法はありません。
なので、自分にあったやり方を開発することが大事なのです。
そして、それはダイエット法とか営業法とか子供への接し方などの全てがそうだと思います。
人のやり方を参考にしながら自分がしっくり来て成果の上がるやり方を開発出来ると良いと思います。
早慶帝大を目指して頑張れA君!!
『先生、僕を信じてください!!』
話は変わりますが、別の生徒にこう言われました。
かなり力強い口調でです。
B君『先生、僕を信じてください!!』
私『いや、そうは言っても厳しいんじゃない??』
B君『大丈夫です!!絶対出来ます。先生、僕を信じてください!!』
私『わかった。信じるよ!!』
何の話かというと、数学のテストで100点を取れるという話です。
とはいえ、B君は60点以上を取ったことが無いのです。
しかし、子供にとって何が悲しいかというと自分を信じてもらえないのが一番悲しいので好きにしてもらうことにしました。
(その後にさりげなく問題をいくつか出して弱点を補強しましたが。)
後日、数学のテストが終わったそうで『100点間違いないです』と言っていました。
私は100%B君の100点は無いと思いますが、好きなようにやってくれて楽しそうで何よりだと思います。
信じてもらえるのが一番嬉しい
子供は信じてもらえないのが一番悲しいのです。
逆に信じてもらえると嬉しいし感謝されます。
私は昔、受験勉強をしていた時に東大に行って宇宙飛行士になることを思い立ったのですが、父は『それは楽しみだな!!』と言っていました。
また、慶應大学を受験した時に1時間目の出来が悪かったのでそれ以降は受験をせずに帰ってしまったのですが、合格発表の日に父は合格を信じていたのです。
ちなみにビリギャルのさやかちゃんも慶應の文学部を受験した時に1科目目で失敗を悟りすぐに帰って次の日の試験に備えたそうです。
勝負師として同じ感覚を感じますね。
ビリギャルのさやかちゃんにしても母親と坪田先生が信じなければ合格はしなかったでしょう。
きわめつけは中学不登校でアイドルになるために中学から東京に上京した指原莉乃でしょう。
中学を不登校で上京して『アイドルになりたい!!』というのは普通の感覚では受け入れ難いとは思いますが、それを信じた両親は半端無いと思います。
指原さんも本の中でとても両親に感謝していました。
その年で両親に感謝をできる指原さんもすごいとは思いますね。
最近私の中でブームの下記の本はアマゾン中古だと100円以下です!!
では、またお会いしましょう!!