こんにちは。早野です。

今日もお読みいただき有難うございます。

寒くなりましたね。

お互いこのご時世ですので体調には気をつけていきましょう。

★一体この問題をどうすればいいのか???

家庭から会社、政府から国連にいたるまでみんな悩んでいるようです。

「どうしたらモチベーションが上がるのだろうか???」

「どうしたら言うことを聞いてくれるのだろうか???」

これは会社の上司や社長は超絶に悩んでいるようですし、

親御さんも悩んでいるはずです。

「どうしたら学校に行くのか??どうしたら勉強を頑張るのか??」

これは歴史を振り返ってもそうで卑弥呼の時代も鎌倉時代も戦争中も上記の事で悩んでいたようです。

「どうしたら命がけで戦ってくれるのか??どうしたら自分の言うことを聞いてくれるのだろうか??」
これが起きる背景は組織の中で個人個人によって利益や価値観が違うからなんですね。

システムズアプローチという分野で研究されていてそれが心理学に応用されて家族療法とかになって不登校問題に適応されているわけです。

まーどうしても組織の成員の間で利害が一致しないわけです。

大企業でも22歳の新入社員と45歳部長と59歳の平社員と62歳の社長と75歳の企業年金のOBだとやる気や行動が全然違います(笑)

家庭内でも一致しません。

妻と夫の利害は一致しませんし、

親と子の利害も一致しません(ある程度)。

学校でも先生と生徒と親とスクールカウンセラーの利害は一致しません(ある程度)。

「親は成績を上げて欲しくても子供は子供社会の中での立ち位置向上のためにゲームの腕を上げたい」

「妻は早く家に帰ってこいよと思うが夫は麻雀やゴルフをしないとさー」と(笑)

「親は東大に行ってほしいが子供はそこまで苦労したくない」とか。

これはシステム思考の世界だと「施策への抵抗」と言われ人類の永遠のテーマの1つのようです。

中国の諺に「上に政策あれば下に対策あり」と言われるほどです。

現代日本でも親がスマホ制限やゲーム制限をすれば子供はそれをかいくぐる技を必ず見つけます。(工夫の仕方が半端なく優秀やなと思いますね 笑)

まー会社でも社長と課長と社員とバイトの利害は一致しませんよね。(会社は大赤字だけどコロナで休めてラッキーみたいな)

★少子化対策列伝

で、こんな例があります。

日本で少子化が問題になりだしたのはここ最近で昔は狭い日本に人が多すぎると言われていました。

しかし、欧州ではかなり昔から問題になっていたようです。

そこで力でねじ伏せる式にしたのが共産主義時代のルーマニアでした。

まず中絶を非合法にし出生率は3倍になったそうです。

ただ、生まれた子供は孤児院行きで闇での中絶手術が後を立たず妊婦の死亡率が急上昇。

暴動を力で抑え込んで軍隊で弾圧し最後は革命が起きたわけですが、、、

まー政府としては人口が減れば経済も軍事もまずいことになるし、

これはあくまで国民のためでもある政策なのですが、

国民には理解されず恨まれたわけですね。
そして、ハンガリーは少子化の原因は「家が狭いせいだ」と考えて広い家を提供したそうです。

で、出生率は少し上がったそうです。

そして、少子化に悩むスウェーデンは結果目標や数字目標を建てるのをやめたそうです。

その代わり「全ての子が望まれて生まれてきて大事にされる社会を作る。国民全員の幸せが大事だ。」という目標を立てました。

政策としては避妊薬の提供と離婚しやすい法律、

困窮家族への支援、教育や医療への投資の拡充などがあったそうです。

結果、出生率は上がったり下がったりしましたが、

スウェーデンではあまりその数字に一喜一憂することは無くなったそうです。(最近でも1.85でけっこう高いですね。)

これはなんと1930年代の話なんですね。北欧の民度は半端ねーなと思いますね。

似たような事例は麻薬やアルコール中毒などにもあり「うーむ」と思いますね。

★ご家族の本当の目標は??

不登校でも親の利害と子の利害は一致しません。

親は1日も早く復帰したりしてもらいたいですが子供はその逆なのかもしれません。(一致する時もある)

(さらにその子供自身も意識と無意識で分かれるし、意識は本音と建前で別れ、さらにはそれも時と場合で分かれる)

親は1分でも多く勉強してもらいたいですが子供は逆なのかもしれません。

親の目標が「将来ニートにならないために1日も早い復帰がゴールよ」

だと子供の利害と対立するかもしれません。(一致する時もたくさんある)

そうなると、子供は抵抗勢力になり野党のように審議をボイコットして欠席したり無言を貫いたり牛歩したり理屈をこねくり回したりします。

ルーマニアの独裁者のチャウシェスクも就任当初は人気が高く高い志を持って国のためにと行動していたようです。

が、歯車が全く噛み合わずに完全に悪役として破滅してしまったわけですが、

歴史にはそういう事例がたくさんありますし、

会社でも家庭でも責任者になったことのある人は多かれ少なかれそういう苦い思い出があるのかもしれません。
で、この問題の対処法は科学的に解明されていて1つは「利害対立が起きないような目標を作る」です。

東大に合格するという目標ではなく(そういう目標が好きな子は別として。私は嫌いではないタイプだったのですが)

学ぶ楽しさ、成長する楽しさを日々味わうであれば利害は一致するのかもしれません。

その時、少しでも成長したら「やったね」と一緒に喜んであげる。

そしたらどんどんと自信とやる気が膨らんでいくのかもしれません。

東大生の親は子供に勉強しろと言わないとか言われたりします(ホンマかいなとも思いますが 笑)

逆に「たしかに少しは努力したようだけど○○高校にはこのペースだと合格しないわよ」だと、

「うるせーババー」となるのかもしれません。(逆に何ヶ月後かにあの時に厳しいことを言ってくれてありがとうお母さんと感謝される時もあります 笑)

別に勉強でなくても他のことでも学ぶ楽しさ、成長する楽しさは感じることが出来ます。

ゲームでも音楽でも趣味でもなんでも。

そしたら日常生活の全ての場面で学び成長していくので仕事が出来て人間関係も円滑な人になるのかもしれません。
逆に「学校には行かなくていい」「ゲームも好きなだけやっていていい」も短期的な子供と親の利害は一致するかもしれませんが、

長期的には一致しないのかもしれません。(する時もたくさんある)

逆に「なんであの時に俺から殴ってでもゲームを取り上げてくれなかったんだ」と言われる時もある (苦笑)

しかし、この「利害対立が起きないような目標を作る」のはなかなかに難しいですね。

下記の本でもまずは家族の目標を話し合おうとなっています。(が、日本人は話し合うとか哲学とかが苦手で、、、)

「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方 Kindle版

 

上記の本も自己肯定感を高めて自分自身や子供に向き合うというありきたりな結論なのですが、、、(すみません)

支援者でも名人級な人は天才的にうまいなーと思いますが、

どうしても個別の対応になるのかなと思います。

深呼吸して身体を緩めて考えられると良いかなと思います。

最後までお読みいただき有難う御座いました。

またお会いいたしましょう。
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うちの息子にも間接的ですがかなり届いています。

 

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