こんにちは。早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
今日はチャレンジスクールの作文問題の解き方3ステップをご紹介します。
目次
ステップ1:前準備
まずは受験する学校についてよく知ることが大事です。
というのも、作文問題ではチャレンジスクールの特色について理解しているかどうかが問われるからです。
なので、見学に行ったりHPをよく見ておいたりする必要が絶対にあります。
普通の学力試験だとその学校のことをあまり知らなくても良いのですがチャレンジスクールの入試ではありえません。
この入試形態は就職活動に近くて就活だと受験する会社のことをよく知りませんとかありえませんよね。
なので私の授業では半分は学校のHPやパンフレットを熟読し研究しディスカッションするという時間が半分は占めます。
そしてもう1つは自分が高校時代をどう過ごしたいかを考えておくことが大事です。
これも作文問題で必ず聞かれるからです。
「我が校の特色を抑えた上でどのような高校生活を過ごしたいと思いますか??」と。
なのでこの2つに関しては英語や数学の勉強よりも時間を割かなければなりません。
学校研究10時間以上、高校生活を考える10時間以上という感じでしょうか。
ステップ2:問題文を読み自問自答する
では実際の問題の解き方です。下記は大江戸高校の過去問です。
日本経済団体連合会の二〇一七年度新卒採用に関するアンケート調査結果によると、
企業が「選考時に重視する要素」の第一位が「コミュニケーション能力」、第二位が「主体性」、第三位が「チャレンジ精神」でした。
企業が求める「コミュニケーション能力」には具体的にどのようなものがあると考えられますか。また、この能力をなぜ一番重視するのだと思いますか。
このことを踏まえて、具体的にどのような高校生活を送りたいと思いますか。
六〇〇字程度で述べなさい。
子供がこの問題文をいきなり見ると面くらいます。
しかし下記の手順通りにやればOKです。
まず問題文を読みます。
そして問いを見つけます。
この文だと下記の2つです。
「企業が求めるコミュニケーション能力にはどのようなものがあるか」
「なぜ企業はコミュニケーション能力を重視するのか?」
で、これは作文しようと思うと難しいですが子供と対話するとポツポツと出てきます。
「別に正解は無いから思うことを言ってみなよ」と言うと出てきます。
それでも出ない場合は具体的に状況をイメージして対話してみると。
イタリアンレストランで働くことを考えてみると上記も答えが見えてきます。
で、それらを箇条書きにしておきます。
ステップ2で大事なことは、
作文とは自問自答の技術ですのでそのレシピを教えてあげる必要があるということです。
でいきなり自問自答はできませんので話しながらやると良いです。というか必ず話しながらやらないといけません。
STEP3 どんな高校時代を過ごしたいかを書く
で、STEP2をもとにどんな高校時代を過ごしたいかを書くわけです。
具体的には例えば下記のような感じになります。
この問題文を読んで下記のように思いました。
企業は多くの人が協力しながら活動しています。
でも社員にコミュニケーション能力がないと企業は協力して力を発揮することが出来ません。
だから企業はコミュニケーション能力を求めるのだと思います。
上司と部下で意思疎通をしたりする時にどちらかにコミュニケーション能力がないと仕事にならないのだと思います。(ここまではSTEP2から抜き出す)
私は将来は弁護士になりたいと思っています。というのも、いじめられた時に励ましてくれたのが知り合いの弁護士で自分も弱い立場の人のために活動したいと思いました。(STEP1より)
その方が言うには弁護士はコミューニケーション能力がかなり求められる仕事だそうです。
私はコミュニケーション能力を高めるために吹奏楽部で頑張りたいと思っています。
吹奏楽部では多くの人が協力しあい話し合いながら作品を作り上げていきます。
私は顧問の先生や仲間たちとともに最高の作品を作り、勉強もしっかりとして希望の大学に行き、
弁護士になって多くの苦しんでいる人の役に立てるようになりたいと思います。
また、そのためには私は◯◯高校の少人数での多彩なカリキュラムを活用して基礎学力の向上に励みつつ、
◯◯高校の受験勉強合宿や社会体験学習などに積極的に参加していきたいと思います。
以上
みたいな感じです。
やはりSTEP1が最重要
で、こういう問題はもちろん普通の中学生がいきなり解けるものではないです。
少なくとも自分がどんな高校生活を送りたいかはすぐに書けるようにしておかなければなりません。
そのうえで問題文に合わせてそれを修正しなければなりません。
例えば、吹奏楽部で頑張りながら受験して将来は弁護士になりたいという子は、
弁護士にはコミュニケーション能力が必要でそのために吹奏楽部でというストーリーになったわけです。
それが問題文のテーマが「諦めない心」であれば弁護士には諦めない心が大事でそのために吹奏楽部で諦めない心を培うみたいなストーリーになります。
そういう応用トレーニングをしておく必要がありそれには「対話」が絶対に必要です。
どんな高校生活を送りたいかはすぐには出てこない
で、「どんな高校生活を送りたい」とか「将来どうなりたい」というのは子供からすぐには出てきません。
そこに関しては何時間も何十時間も向き合うことで見えてくることだと思います。
なのでそこらへんも就活に似ているわけです。
いずれにしろ自分に向き合うというのはとても価値のあることだと思います。
健闘を祈ります。
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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