こんにちは。
早野です。
いつもお読みいただき有難う御座います!!
今日は(も?)極論から考えていきたいと思います!!
目次
★アメリカでは不登校の子(正確には在宅学習者)のほうが公立の学校の子よりも学力が高い
https://reason.com/archives/2019/01/22/homeschooling-produces-better-students
(英語の文ですが私はグーグル大先生に翻訳してもらいました、、、)
タイトルが『homeschooling-produces-better-students』です。
>2014年、SAT試験で在宅学習生の得点は全国平均を上回った。
>2001年から2014年まで、在宅学習生のACT試験点数は私立校には及ばないものの、公立校を一貫して上回った。
>在宅学習生を積極的に募集する大学も出てきている。
だそうです。
アメリカにみんなで移住しましょうか(笑)
さらに、ある種の私の極論は続きます。
ある評論家はこう言います。受験術の松永先生もこう言っていました。
>教育熱心な家庭は偏差値競争にせっせと投資していて、
>それを突き詰めていくと、そもそも中学も高校も行かずにずっと塾に行って高卒認定が一番効率的なはずなんだけど、、、
そうなんです。
どう考えても『中学も高校も行かずにずっと塾に行って高卒認定が一番効率的なはず(馬鹿でも賢くてもどっちでもですよ)』なんです。
実際、ほとんどの私立中高一貫の生徒は学校の勉強ではなく塾の勉強をしているそうです、、、
開成から下のほうの中学まで塾通いが一番成績が伸びると(鉄緑会とか、、、)
もっというと、中学受験する子とか公文とかサピックスとか行ってるんだから、
学校の授業が退屈で仕方が無いのではないかと思いますが、、、
こういうブラックさが大人になってからの日本の労働生産性を下げているのではないかと思いますね。(無駄な会議とか無駄な書類とか無駄な仕事とか無駄な事業とか、、、)
塾に行っている人は学校の勉強を免除する法律があっても良いのではないかと私は思います(笑)
★不登校の本当の問題とは??
さて、以上が極論でした。
そこから言えることは不登校で問題なのは本当は心の問題『だけ』ということです。(実は不登校に限らないのですが!!!)
別に優秀な子でなくても勉強は問題ないです(アメリカ人を見ても。また、私から見てもコイツ勉強得意じゃないなという子にもあまり問題を感じません。)
社会性も問題ないでしょう(学校以外で身につければいい)
しかし、、、
こう思われるのではないでしょうか???
『たしかに、ウチの子も学校行っていなくても家で勉強したり、学校以外の場所で社会性を身につければ問題ないです。
でも、ウチの子は学校に行かなければと言っているし、いじけにいじけて、家でゲームばかりで昼夜逆転しています。』
『早野さんは学歴とかどうでもいいとか言いますが、ウチの子は学歴とか成績や良い人間じゃなくちゃとかの劣等感が強いんですよ!!!』
『ウチの子はそんなわが道を歩む度胸はないんですよ!!!』
そうなんですよね。
あなたのおっしゃるとおりで問題はそこなんですよ!!!
唯一の問題は、
『みんなと同じでなければダメだ』『○○でなければダメだ!!!』
という身体と心にしみついた強迫観念と文化でしょう。
だから、あなたのお子さんは自分が変わっているのに『みんなと同じでなければダメだ』と思い込んでいる。
そこから、自己否定→いじける→自暴自棄というスパイラルから抜け出せない。
自己肯定感、自己受容や自信がまるで無い。
調子が良い時は良いが逆境の時は手も足も出ない。
しかし、少し厳しい言い方かもしれませんが、
その思考習慣と体質は生まれてから家庭の中で身についたものなので、
親御さん自身が変わり、
育て直していくしかありません。
例えば、アメリカとかブラジルなどに生まれていればそんなに今ほど困っていたでしょうか(笑)???
(それとは別に麻薬とか銃とかで悩んだかもしれませんが、、、)
単なる文化と思い込みの問題なんですね。
問題は自己肯定感と自信がないことで、
他のことは正直どうでもいいのです。
もし自己肯定感と自信があれば、
お子さんにとっては本来は学校行かないとか通信制高校とか天国ではないですか(笑)
むしろ、私は中学受験するような日本のトップレベルの子が学校の授業を大人しく聞いていたり、
高校生が大人しく授業を聞いていることに危機感を感じますね。
そんなんで世界で勝てんのかと、、、
https://chikirin.hatenablog.com/entry/20160204
いやいやウチの子はと思われた方は在宅学習者の平均点の話を思い出してくださいませ。
★『みんなと同じでなければ教』『○○でなければダメだ教』の恐怖
というわけで、
脱洗脳というか、価値観のアンラーニングと、
お子さんの育て直しを、
コツコツと頑張っていきましょう!!!
下記は自己受容を促進し自己肯定感を高めるための文章と音声です。
お時間がある方はご覧いただければ幸いです。
『良い子症候群につける薬 方法2つ』
★ダウンロード、ストリーミング
http://futoukou123.com/hanaretemiru.mp3
★良い子症候群とは??
小さい頃から子供も良かれと思って、
『親の期待に応えよう』『親に喜んでもらいたい』
『先生にほめられたい』『他の子に遅れないように』
『友達と仲良くしたい、好かれたい』『○○が出来なければ!!!』とやっていくうちに、
周りに自分を合わせすぎてしまい、
自分が無い状態のまま育ってしまう。
そして、
言いたいことを言えないストレス、
人に『ノー』と言えない無念感、
そもそも自分がわからない無力感、、、
そして、思春期以降で何か問題が起きると『自分が無いために』パニックになり、
自暴自棄になる。
そうなると『人の期待に応えられない自分』を毎朝毎晩年中無休で否定し続け、
さらに状態が悪化し、エネルギーを消耗し、
というネガティブスパイラルに突入する。(ゲームをしている時以外は 笑)
とはいえ、思春期にパニックになるのは良い方で、大人になってからパニックになると、、、
ある意味では、良い人症候群のほうが問題、、、
★良い子症候群につける薬=自己受容を促進する声がけ
他者から『あなたはそのままでいいんだよ』と受容、承認されるのが良い子症候群に効く薬。
特に欠点や人としての醜さ、ダメなところを受容、承認する必要性がある。
別の言葉で言うと『無条件の受容と承認』
子供は他者から受容、承認されるうちに、子供自身も自分自身を受容・承認できるようになる。
それにより、『期待に応えられない自分』を自分で否定し続けるネガティブスパイラルから脱し、
自分自身の人生を生きることができるようになる。
ここで大事なことは、子供の良い部分を承認するのは当たり前で、あまり意味がなく、
子供のダメな部分を受容、見捨てないことにより安心感を持つことが出来る。
ダメであればダメであるほど安心感を醸成するには良い。
チャンスだと言える。
極論を言えば『子供が人を殺した』としても子供の味方になるべきで、
そこまでの安心感があれば、
子供は強い人間として生きていける。
それでこそ『何があっても見捨てられない』という確信を持てる。
ダメな時こそ絶好の自信を身につける好機。
★自己受容の重要性
親御さんやその他の人が子供を受容・承認・肯定するには、
その人自身が自分を受容・承認・肯定できていなければならない。
親御さん自身が『ダメな自分』『世間に顔向けできない自分』『ルールに違反している自分』を受容できれば出来るほど、
子供を受容することが出来る。
逆に親御さん自身が『立派な』『明るい』『強い』『正しい』『多数派の』『リア充』の自分自身しか受容できなければ、
子供を受容することは出来ない。
もっといえば、指導的立場の人間、社長や教師、医師、政治家、などが自己受容できない(弱みを見せられない)と構造的に必ず下の人間は苦しくなる。
そういう意味では、会社の社長や校長などは釣りバカ日誌の社長みたいな人が理想なのかもしれない。
最近のニュース見ていても社会が寛容さを無くしているように見える。
特に学校の先生はいろいろな方面から厳しい目を向けられていて他人を受容するどころではない。
その不寛容さは自分に帰ってくる。
不登校の子を一番批判している子が不登校になると一番苦しむように。
★方法1,自分を大事にするの定義と方法
自分自身のいろいろな内なる声や状態を受容すること=自分を大事にすること
人間にはいろいろな感情や身体の状態があります。
同じ瞬間にも、
イライラ、疲れている、集中しなくちゃ、頑張らなくちゃ、不安、背中が痛い、お腹がかゆい、などなどと無限にいろいろな感情や想いがあります。
その1つ1つを受容してあげることが大事です。
特に、人間には立派な部分や強い部分、明るい部分もあれば、
暗い部分、ズルい部分、弱い部分があります。
そこを多くの大人は受容できないので。(そういう部分を抑圧し、見ないようにするという訓練を受けているので!!)
あと、どうでもいいように見えることもたくさんありますがそこも意識を向けてあげてください。
下記のような感じです。
谷川俊太郎『みみをすます』
ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように
http://www.dcn.ne.jp/~nmizu/xiai/tintin.html
(スゴイいい詩です。マインドフルネス的です。)
これは心理学のフォーカシングという技法ですが、
検索するとたくさん出来てきますので突き詰めたい方はいろいろと勉強してみてください。
★成功するカウンセリングと失敗するカウンセリングの違い
研究者によると、成功するカウンセリングと失敗するカウンセリングの違いは、
クライアントが上記の『みみをすます』状態になり、
自分の中のモヤモヤやイライラに向き合い言語化出来るかどうかだそう。
話の内容などはどうでもいいそうですので、
家庭でも親御さんが自己受容できている状態では、
お子さんも自動的に自己受容できるようになります。
★方法2,離れて自分をみる感覚を身につける方法
自分自身を離れて見るもう1人の自分を育てる必要がある。
というのも、人間は条件反射で自己嫌悪に陥ったり、子供と喧嘩したりするから。
その練習方法は簡単で、
フォーカシングしている自分を観察する『もう一人』の自分を意識する、
だけです。
★まとめ:本音で生きる生き方
自分を確立して生きていくためには自己受容・肯定が出来ている必要があります。
安心感がなければ、自分を確立するためのトライ&エラーが出来ないからです。
親としては子供に自立してもらいたくても、
子供は自分が無いために自分で立てない。
だから、子供は頑張ってみんなと同じになろうとする。
しかし、本音ではそれをしたくないし、そもそもそれが苦手。
そして、自己嫌悪でエネルギーを消耗しつつ時間が過ぎていく。
そもそも、心理学的な成長モデルでは、
プレパーソナル(自分未確立)→パーソナル(自分の確立)→トランスパーソナル(自分以外の人も大事に)と成長していくので、
プレパーソナル(周りや期待に合わせている)の状態にはもう戻れないのです。
自分を確立していくには『本音で生きる』ことが大事です。
親の会でも最も夫婦関係を改善するのは、
『もっとも夫の悪口を言い尽くした』お母さんだそうです。
我々大人が本音で生きていくことが重要です。
世間は建前を推奨しますし、
建前のほうが短期的には得なように見えますが、
建前や目先の損得に目がくらんだことの代償はあまりにも大きいのです。
建前やっているうちに一生終わっちゃった人とかたくさんいるそうですしね。
では、今日はこれで終了です。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
では、またお会いしましょう!!!
私が10代、20代で苦しんだことがあなたのお役に立ち、
あなたのお子さんの幸せにつながればこの上なく幸いです。
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