こんにちは。早野です。

今日は学歴についてです。

よくお子さんから「学歴が無いとダメですか??」と聞かれます。

それについて考えてみましょう。

東大世界史、東大日本史

学歴について考えて見るときに歴史をもとに考えてみましょう。

私大文系の日本史や世界史は細かい暗記が中心ですが、

東大や国立大学は論述式が中心です。

>藤原実頼・頼忠が朝廷の人々から軽視された事情と、

>藤原公実の要求が白河上皇に聞き入れられなかった事情とを手がかりにしながら、

>(ア)・(イ)のころの政治(筆者注:摂関政治に関する資料)と(ウ)のころの政治(筆者注:院政に関する資料)とでは、

>権力者はそれぞれ、どのような関係に頼って権力を維持していたかを考え、

>その相違を150字以内で述べよ。

摂関政治と院政の違いをそれぞれの権力維持の仕方を考えながら説明しなさい、みたいな感じですね。

で、歴史を理解すると日常の問題を考えるのにもとても役に立ちます。

最後のほうに歴史が面白くなるような本をご紹介しますね。

受領

私はこう思います。

「学歴とは現代の貴族である。」

織田信長や三国志の曹操は将軍や天皇や皇帝の権威を利用しました。

実力と権威は別のものですが両方あったほうが楽です。

現代でも学歴がある人は権威というか信用があるので成功しやすいです。

例えば、一流大学卒は日本でも起業で成功しやすいです。

ハーバード卒の楽天、ライフネット生命、DENA、アメリカの大学卒のソフトバンク、

東大卒のリクルート、ホリエモン、パズドラ、マネックス、ユーグレナ、スマートニュース、

早稲田卒のソニー、ユニクロ、メルカリ、、、

公務員でも大企業でもNPOでも一流大学出身者が目立ちます。

それはなぜか???

権威というか信用というものがあるからです。

例えば、ハーバード卒であれば資金を出してもらいやすいですし、

支援もしてもらいやすいですし、

お客を紹介してもらいやすいわけです。

織田信長は実力がありましたが、

権威を利用して自分のやりたいことをやりました。

後ろ盾を得る

また、日本史では平安時代頃に自分で苦労して開拓した土地を都の貴族に寄進して、

自分の後ろ盾となってもらうという制度がありました。

現代日本でも似たようなことはあり、

給付金などの電通のニュースとかは実は似たような構造でもあります。

天下りとか政府の新しい制度だったりとか、、、

そういう場合も学歴があるほうが中央の貴族(政府中枢)と仲良くなりやすいですね。

下手したら同級生だったりします。(血筋などは生まれつきですが学歴は努力次第で、、、)

電通の不祥事が近年報道されるようになりましたが力が弱まっているのですかね、、、

組織から切られにくい

世界史専門塾のゆげ塾という塾があるのですが、

そこの本で「なぜ将軍は馬に乗っているのか??」という本があります。

なんで将軍は馬に乗っていると思いますか???

Smiling woman on horse --- Image by © Royalty-Free/Corbis

Smiling woman on horse — Image by © Royalty-Free/Corbis

なんと、、、

それはいざという時に逃げやすいからです。

というのも、組織としては将軍は得難いですが、兵隊は得やすいです。

だから、兵隊が死ぬのは多少は仕方がないが、

将軍は逃げよと。

アメリカ軍などは太平洋戦争初戦で指揮官に逃げろと厳命したそうです。(ただアメリカは戦死者出ると選挙で負けるのでなるべく犠牲者を少なくしろとも)

逆に日本軍は船が沈むと将軍も真っ先に死んだそうです。

で、戦局が進むにつれて日本軍は指揮する人がいなくなったそうです、、、

アメリカ軍の将軍は後に失敗を活かして大活躍し

「あの失敗の教訓を活かして勝てた」とのたまったそうです(血も涙もないピンチはチャンス)

 

現代日本でも幹部候補生は組織の中で大事にされます。

これは育成コストがかなりかかっているから守られるわけです。

逆にバイトや派遣であればすぐに補充できますし、

(組織が合理的で冷酷な見方をしているというわけで一応私の本心ではありませんよ、、、)、

そんなに教育コストをかけているわけでもありません。

また、よほどの活躍をすれば別ですが、

大きな組織では選抜コストが高すぎて多少の活躍では抜擢されません。(小さな組織では別)

というわけで、一流大学卒で採用面接をくぐり抜け、手厚い研修や仕事を通しての教育を受けている幹部候補生は大事にされます。

その大事な幹部候補生になにかあると下手したら上司のクビが飛びます(笑)

世の中の理不尽は経済学的に説明がつくのですね、、、

私の体験談

私は会社員時代に2回無断で会社に行かなくなりました。

で、その時に倒産寸前でリストラをすることになったのです。

半分くらいが会社からいなくなりましたが私は当然クビになりませんでした。

会社を去る方達から冷たい視線を感じました。。。

しかし、私は入社倍率何百倍をくぐり抜け(倒産寸前ではまともな人間は採用できません)、

その当時で経験もそこそこありましたし(コンサルタントは育成に3から5年はかかります)、

売上を上げるのも得意だったので(会社としては指揮官を減らしたくなかった)、

私をクビにして損をするのは会社です。

私は20代なかばでしたし別にクビでも良かったのですが。

組織から大事にされる側面もあるという事例でした。

(ただ超働いていたので時給で考えれば派遣社員の方のほうが高かったという側面のほうが大きい気がします 笑)

世の中は冷酷ですね(計算しやすいので楽だとも言えます 笑)

 

最後に:学歴は必要か??

ここで結論ですが学歴は必要でしょうか???

答えは人による、というものです(笑)

なぜならば、学歴を得るにもコストがかかります。

例えれば、1億円ゲットしてもそれ以上にコストがかかってれば意味がありません。

はたしてそのコストに見合うメリットがあるのか???

 

というわけで、下記から総合的に考えるのが良いかと思います。

勉強は好きなのか??

どんな生き方をしたいのか??

受験勉強という単純作業が苦にならないか??

組織で生きていくタイプの人間なのか??

家計の状況はどうか??

今後の世の中はどうなるのか??

 

私は学歴よりは実力が重要だと思います。

幹部候補生もある程度の年齢になれば「もう要らない」となる世の中になりつつあると思います。

で、実力があれば信用を上げる方法は自分が学歴を得る以外にもいくらでもあります。

例えば、学歴、職歴が超絶にある人に顧問になってもらえばいいだけです(方法は無限にあります)。

ただ、実力を上げるにはどんな世界でも勉強し続ける必要はあり、

学歴というよりかは学習歴が必要かなと思いますね。

最後に、歴史が面白くなる世界史専門塾のゆげ塾の本はこちらです。

ではまたお会いいたしましょう。

最後までお読みいただき有難う御座いました。
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