毒だしファースト

前回は不登校になりようがない考え方についてお話しました。

今日は、不登校になりようがない考え方に最短距離でなる方法をお伝えします。

まずは、現在好ましくない影響を与えている考え方を見つけ、排除することです

コップの中の汚れた水を捨ててからきれいな水をいれないといけませんから。

さっそく見ていきましょう。

人の目が気になる、どう思われているか気になる

不登校 遊び

私はなるべく多くの人に好かれて認めてもらえるようにしなければならない

そう考えがちです。しかし、この考え方は危険な考え方です。下記を読むとよい子がなぜ不登校になるのか、わかると思います。

問題その1:上記の考え方だと自分の言動に注意しながら周りの顔色を伺いながら生きていかなければならない。疲れるし、自分の本音を押し殺さなければいけない。何のために生きているのかわかりませんね。やる気が起きなくなるのも道理でしょう。

問題その2:上記の考え方だと自分の願望や好みを抑え、人の期待に応えて自分の行動を修正し続けなければならない。状況が悪くなるとぽきっと折れてしまいます。

問題その3:好印象を与えるために常に努力をしなければならない。服装、友達、趣味、成績、業績、家、車などなど。常に良いように思われるようにしていなければならない。。

問題その4:ひどい人に会った時に困る。ひどい人にも好かれようとしてしまうため、うるさく要求され、困った事態になる。流動性がない場所だといじめられてしまいます。なぜいじめられても相談できないのかは上記の考え方が原因です。

問題その5:自意識過剰。人に好かれるためには常に自分のことを気にしていなければならない。そうするとほかの人はそれほど自分に興味がなくても、自分のことを過剰に気にするようになる。自滅の道まっしぐらです。。

問題その6:凡人にも評価されなくてはならないため凡人になってしまう。世の中の圧倒的多数は凡人である。凡人の評価は正しいか??つまり、多くの人に好かれようとすると正しくない評価基準で評価されようと頑張らなくてはならず、自意識過剰で疲れ果てた代償が凡人の間違った評価なのである。。特に発達障害の方は天才の傾向があるので、大変もったいないです(私ももったいなかったなーと。。)。

問題その7:自分を抑えて人に認められても一時的な満足しか得られない。。もっと、もっととなる。終わりがない。現代社会がこれだけ豊かでもそれほど幸せでないのはこれが理由です。

問題その8:自分で自分を好きになったり、高く評価するのに人の許可が必要になる。人に人生の主導権を委ねることになる。

捨てる考え方

不登校 八方美人

私はなるべく多くの人に好かれて認めてもらえるようにしなければならない

これは一見正しいように見えますが、実は危険な考え方だとわかっていただけたと思います。

学校教育ではこのような考え方を指導していますね。だから真面目な良い子がほど上記のような問題点が見られるのです。日本の幸福指数は非常に低いですが、この考え方が要因です。そして、その真面目で良い子のレールから脱落すると非常に苦しむことになります。。

諸悪の根源の一つは上記の考え方にあるのです。

自分がまず自分を認める、自分の好きなようにやる、多くの人に認められる必要はない、人の意見を全部聞く必要はない、本音で交流して楽しい関係が築ける人だけ築ければいい。

自分の好きなこと、やりたいことをやらず、建前でコミュニケーションをして本音の交流ができず、人の評価ばかりを気にし、自分の考えがなく、右往左往してストレスをため、うまくいかないことは人のせいにしたり、自分を責める。

こんな悪循環をやめるには無意識のうちに思い込んでいた『私はなるべく多くの人に好かれて認めてもらえるようにしなければならない』がよくないということを理解することから始めましょう!!

では、またお会いしましょう!!