こんにちは。
早野です。
今日もお読みいただき有難う御座います。
子供が嫌いなことに古文とか漢文があります(笑)
ただ、非常に奥深いのでその世界に触れないのは損だと私は思います。
そこでこちらのブログでもその世界を紹介していきますね。
★中国古代の偉人 孟嘗君
最近人気の漫画キングダムとか映画キングダムの時代の人です。
孟嘗君には下記のようなエピソードがあります。
受験でもたまに出る熟語です。
鶏鳴(けいめい)狗盗(くとう)
>(戦国(せんごく)時代、斉(せい)の猛嘗君(もうしょうくん)《=田文(でんぶん)》は、
>一芸のある者ならだれでも食客として養っていた。
食客とは無駄飯くらいの居候です。才能がある人もいたようですが。
>のちに猛嘗君は、秦(しん)の昭王(しょうおう)の謀略によって捕らえられ、殺されそうになった。
>猛嘗君は昭王の寵姫(ちょうき)に救いを求めると、寵姫は猛嘗君の持っている天下第一の白い狐(きつね)の皮衣をその代償として要求した。
>ところが猛嘗君はすでにそれを昭王に献上していた。
>困った猛嘗君が食客に相談すると、食客の中の下っ端にこそ泥がいて、
つまり、こそ泥も食客として養っていたわけですね(笑)>「わたしが狐の皮衣を取り戻してきましょう。」と言い、夜になると犬のように秦王の御殿に忍び込んで、蔵の中から、皮衣を盗み出してきた。
>(それを昭王の寵姫に贈ると、彼女のとりなしで、昭王は彼を釈放してくれた。
>猛嘗君は急いで秦の都を出て、夜中に函谷関(かんこくかん)まで来たが、関所は夜明けの一番鶏(いちばんどり)が鳴くまで開かない規則になっていた。)
>猛嘗君は、(昭王の気が変わって、)追っ手が来るのではないかと恐れ、食客たちに相談すると、
>末席にいた食客で、鶏の鳴きまねの上手な者がいて、鶏の声をまねして鳴いて見せた。
>するとそこら中の鶏が鳴き出し、(関所の者は夜明けになったと思い関門を開いた。)
>そこで猛嘗君は通行手形を見せ、やっと宿次(しゅくつぎ)の馬を出して脱出することができた。
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/kotowaza31
泥棒の才能とか鶏の鳴き真似しか能がない人も役立ったのですね(笑)
不登校の子は才能がある人は多いですね。
それがスグに世間が認めるとは思いませんが、
私も食客3000人くらい養えるような人間になりたいと思います!!!
働かないで鶏の鳴き真似しか脳がなかったら親は絶望ですがそれもまた人生かと思います、、、
★狡兎三窟
>賢いウサギは自分の住処を三つ持っている。
>これはリスク管理そのものです。
>一つの住処しかないウサギはそれを失ってしまえば死を意味します。
>これは人も同じです。
>会社に自分の全てを捧げても母体が崩れたり、
>解雇されれば収入を失い、放浪者になりかねません。
>そんな状態を回避するためにも今からひとつでも多くの住処をみつけてみてはいかがでしょうか。
学校だけが正解 → 何かあれば死にますね
今の職場だけが正解 → 何かあれば死にますね
日本だけが正解 → 何かあれば、、、
いろいろな居場所を作るべきだと臆病な私は思います。
★孟嘗君は親に殺されかけた
>田文(孟嘗君)の父・田嬰は斉の宣王の異母弟で[1]、薛(現在の山東省棗荘市滕州市)に領地を持っていた。
>田嬰には子が40人もおり、田文の母は身分が低かった。
>さらに田文が生まれたのは5月5日で、この日に生まれた子は後に親を殺すと信じられていたため、田嬰は田文を殺そうとしたが、
>母は密かに田文を匿って育てた(ただしこの逸話は史実かどうか意見が分かれる)。
>田文が成人した後に初めて父に引き合わされた際、田嬰は怒りの声を上げた。
>すると田文は殺さねばならない理由を訊いた。
>田嬰が「5月5日に生まれた子は門戸の高さにまで成長すると親を殺す」という言い伝えを答えると言うと、
>田文は「門戸の高さを高くすれば良い」と返した。これには田嬰も思うところあって田文を許し、
>田文は田嬰の屋敷に住むようになったが、これまでの経緯もあって冷遇されていた。
半端ないですね。心理学やコーチングの本質をついていると思います。
★何の取り柄もないのに食客になって高給をもらった男
>ある日馮驩(ふうかん)という男が現れて孟嘗君に食客にしてほしいと訴えてきました。
>孟嘗君は何か特技はと聞いたところ、「何もありません」と答え、
>さすがの孟嘗君も奇妙には思いましたが結局彼を雇い入れました。
>その後孟嘗君は食客を養う経費を得るために自分の領地で農民にお金を貸して利息を取っていたのですが、
>今のアメリカのサブプライムローン問題のように貸した資金が焦げ付き、
>なかなか返済を受けないという事態になってしまいました。
>そこで孟嘗君は一つここはあの変な食客に取り立てをやらせて見ようと思って、
>馮驩もそれを承諾して早速領地へと派遣されました。
>領地に着くや馮驩は債務者を一度に一箇所に集め、一人一人と面談して貸付額と返済状況を仔細に尋ねました。
>そして返済能力ありと見た者には返済期限を延ばし、
>逆にないと見た者にはその借金の証文を次々と預かっていきました。
>そして全員の面談を終えると、なんとみんなの見ている前で預かった証文を一気に火にくべて燃やしてしまいました。
>そして唖然とする債務者たちを前にして、
>「今回預かった証文の借金はお前たちの生業資金として主人が与えてやったのだ。感謝しろよ」
>とだけ言って、とっとと馮驩は孟嘗君の元へと帰っていきました。
>しかし貸した金の返済を取り立てるどころか勝手に帳消しさせたことを知った孟嘗君は激怒して、
>一体どういうつもりだと馮驩に強く問い詰めたのですがそれに対して馮驩は、
>「私はまず債務者を一同に集めました。これは見知ったもの同士を集めてその場で嘘をつけないようにさせるためです。
>そして私は返済できると見た者には返済期限を伸ばして、できない者の借金はご存知の通りに帳消しさせました。
>もし孟嘗君様が返済能力のない者に対して無理やり借金を取り立てたところで、
>追い詰められた農民は返済をせずに夜逃げを図って逃げていくだけです。
>そうなった場合、貸した金は返ってこず他の住民もなんとひどい殿様だと思い、
>孟嘗君様に対する汚名だけ残ります。
>私は何の役にも立たない借金の証文を燃やすことによって
>孟嘗君様が如何に領民を愛しているのかということを示し、彼らに恩義を売りつけてやったのです」
>このように馮驩に言われた孟嘗君もはっとして思い直し、改めて馮驩を重く取り立てたそうです。
>ホリエモンと佐藤優氏という、獄中に繋がれた人間二人が獄中で読んで非常に史記にハマったということを聞きます。
>別に獄中に繋がれなくともこのように非常に面白いエピソード満載で十分に楽しめる歴史書なので、私としても一読をお勧めする本です。
★別のエピソード
>戦国四君の中で最大の食客と人望を持った四君である孟嘗君(もうしょうくん)
>彼は斉王と喧嘩をして宰相の位を追われてしまいます。
>この時孟嘗君には3000人もの食客がいたのですが全員いなくなってしまいます。
>しかし一人だけ孟嘗君の元を離れずにいたのが馮驩(ふうかん)です。
>彼は孟嘗君の元に留まり、そのまま彼が宰相へ戻れるように再起の策を提案した人物でした。
>孟嘗君はこうして宰相へ返り咲きますが、内心イライラしておりました。
>彼は馮驩が散って居なくなった食客達を呼び戻していたからです。
>孟嘗君は政務を終えて家に帰ると早速馮驩を呼んで「あいつら帰ってくるのはいいが、
>どの面下げてわしと面会するのであろうか。」と馮驩へ話しかけます。
>すると彼は「殿。市場で人が集まってくるのは物が大量に売っているからで、
>店を閉めたら誰もきません。
>人間関係も同じようにお金を持っている人のところには色々な人材が集まってきますが、
>お金がない人のところには人材は集まってきません。
>今食客達が居ないのは殿にお金がないからです。彼らを恨んではなりません。」と述べます。
>この言葉を聞いた孟嘗君は大いに納得し、
>食客が戻ってきても嫌な顔せずいつもどおりに向かい入れます。
うーん、この二人はただものではないですね!!!
では、またお会いしましょう!!!
最後までお読みいただき有難う御座いました!!!
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