ゲームの功罪

不登校になるとゲームにはまるケースが多く、かなりの親御さんをイライラさせます。

やっている本人もかなりつらい状況です。必ずしもゲームばかりをしていたいわけではないので。

神田昌典さんは本の中で『ゲーム会社はなんていうものを作ってくれたんだ!!ふざけんな!!』と思ったと書いておられました。

それに共感する方も多いのではないかと思います。

逆に勉強やスポーツにはまる子はあまりいません。

勉強やスポーツはなぜやらないのか??

不登校になって勉強やスポーツにはまる子が少ないのはなぜか?というか、ほとんどいないのはなぜか??

それは、今までに嫌なことが多かったからです。。

①勉強しなさいと言われ続けてきた。口で言われないケースでも机の上に朝から夕方まで座って話をきちんと聞いていなさいと。。。

②他の人と比較されて、成績のことで怒られてきた。。成績表が張り出されることもありますね。

③ここが悪いんじゃないか、もっとこうしたらと批判されてきた。。

④このままでは将来が不安だと愚痴や不安の対象にされてきた。。

勉強やスポーツで圧迫を受け続けてきたんですね。。

ゲームを嫌いにさせる方法

この前ネットで見かけて面白いなと思った方法です。

ゲーム嫌いにさせるには、『ゲームをしなさい』と強要することです。

ゲームの成績が落ちたら罰則を作り、なんでこんなこともできないんだと叱ってください。

ゲーム上達のアクションリストを作ってください。

『学校に行かないならゲームで一番になろう!!』とかで煽ってください。

あまり上達していなければ『学校にも行かないしゲームもあまり上達しないなんて将来が心配で心配で。。』と嘆いてください。

そして見かけたら『ゲームをしなさい!!』と声をかける。

お酒、ダイエット、その他もろもろに応用できますね。

人間は強要されたことは嫌になりますし、怒られるようなことはやりたくありません。

私もこのブログも強要されていたらやりたくなくなりますね。。。

お酒も強要されたら嫌になると思います。『お酒でコミュニケーションを図ってこいよ!!それがお前の仕事だ!!』と言われるとちょっと嫌になりませんか。。

そして細かいところをあーだこーだと言われたら。。

ダイエットも自分から自発的にやるようだとあの子は大丈夫かしらとなりますが、こちらから『ダイエットしなさい!!』と言ったら『うるせーよ』と言われてやらなくなりそうですね。

今回の教訓としては、人間は強要され、叱られ、周りと比較されるようなことは嫌いになる。ということですね。

学校のことですね。。

では、またお会いしましょう!!