こんにちは。

『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。

今日は家族の悲しいすれ違いとその解決法を実話を元にお話します。

ほとんどの家族はお互い愛し合っているのに離婚や、家庭内暴力、不登校、うつ、などが存在します

愛し合っているのにお互い困ったものだと思ったり、憎みあったり、時には罵りあったりしています

酷い親、どうしようもない子、と聞いていて会ってみると・・・・実はとても。。。

わたしのような仕事をしているとそのことがよくわかります。

では、まず下記のストーリーをご覧ください。

不登校 タンポポ

ある家族の物語

今から32年前、お見合いを通じて結婚したある夫婦がいました。

夫である健太さんは57歳の真面目なサラリーマン。

きんぞく36年のもうすぐ定年を控えたベテランです。

妻の奈津子さんは2歳下で物静か、料理も上手だと評判です。

2人には29歳の長男と25歳の長女がいました。

しかし、この夫婦の間にはいつしかできてしまった深い溝があったのです。

妻は長年、夫に抱いてきた感情が、たまりにたまって今にも爆発しそうな状態にあったのです。

結婚してすぐの頃はまだ良かったのですが、子供ができて数年たった頃から夫の態度が変わっていたのを敏感に感じ取ったのでした。

毎晩毎晩、接待だと言いながらお酒を飲んで酔っ払って帰ってくる夫。

深夜の帰宅で子供が目を覚ましてしまい、泣き始めてしまうことも度々ありました。

酔っているため次第に暴力まで振るうようになったのです。

そして、付き合いにお金がかかると、家計に入れる金額も本当に最低限となり始めたのです。

結婚してすぐの頃には、妻の誕生日には必ず外食に誘い、プレゼントもあげていたのですが、子供ができて数年たった頃からは、それもなくなりました。

妻の奈津子さんは、夫に何度も話し合いをしようと投げかけてみましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。

すぐに『うるさい』『俺だって忙しいんだ』と突っぱね返されたのです。

全くコミュニケーションにすらなりません。

そのような状態を繰り返していくうちに、奈津子さんの心には、夫に対する愛情がすっかり薄れてしまっていたのです。

しかし、離婚をするにも子供達がいます。

ちょうど思春期を迎えようとしている子供達を前に、夫婦喧嘩を見せてしまうこともありました。

『離婚してしまえばどれだけ楽だろう。でも、そうすればこの子達に片親しかいないという不自由をさせてしまう。それだけはダメだ。』

と、何度も沸き起こる感情を押し殺し、彼女は我慢に我慢を積み重ねていったのです。

TO BE CONTINUE

さて、今日はここまでで。いったいどうなってしまうのでしょうね。

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