こんにちは。

「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。

先日、ある高校生から聞かれた、何で働くの?何で勉強するの?に対する解答を何人かの知人に聞きました。

その際に下記のようなお話をいただいたので掲載いたします。

*ご本人の許可を得たうえで特定されない程度に情報を変えてあります。

なぜ勉強するのかがわかる父から子へのお手紙

生きて行くためには、社会の役に立ち、その対価としてサラリーを得る必要があります。

自分が何をすれば社会に役に立つことが出来、且つやり甲斐を感じることが出来るのか?

このことが一番大切です。

そして、社会に役立つ仕事をするためには勉強が必要です。

本や人から学び、学んだ事を記憶し、それを応用し、自分自身のオリジナルを生み出し、それを持って世の中の人々の幸せ、世の中の進化発展に貢献する事が出来る人が幸せな人です。

学ぶ方法を一番効果的に身に着ける事が出来るチャンスが、大学受験にあります。

膨大な知識を短期間で身に着け、試験において実力を存分に発揮する事を要求される大学受験は、社会人が日々勉強し、仕事において成果を上げて行くプロセスと同じです。

この事実が、優良企業が高学歴者を雇用する理由です。

その他にも、人と関わり一定レベル以上の仕事をする際に最低限必要とされる一般常識(能力)と言う物があります。

それは、歴史の知識であったり、現代文の知識(吾輩は猫である、走れメロス、雪国、羅生門の内容や、そこにある含蓄)、古典の知識(源氏物語や徒然草にはそもそも何が書いてあるのか、何故読み継がれているのか)、数学(足し算、引き算、掛け算、割り算、ルート、乗数など)、英会話(社会人として必須)などです。

大学受験は、単に良い大学に行く行けない、ではありません。

これから社会人(サラリーマン、自営業、料理人、教師など)としてしっかりと生きて行けるか堂かの試金石(土台)となります。

頑張ってください。

私から一言

素晴らしいお手紙だと思います。

私も人生を豊かにするには勉強が必要だと考えています。

芸能人、スポーツ選手、職人、経営者、芸術家、会社員など全ての職業に勉強は必要だと思います。

勉強をしない人は夢を見てはいけないとすら思っています。(必ずしも学校の勉強のみを指すわけではありません。)

我々大人が子供達に豊かに生きるために勉強の意義をきちんと伝えられるようにありたいですね。

では、またお会いしましょう。