こんにちは。

「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。

昨日は不登校の親御さんと飲みました。

人生いろいろでなかなかに面白いですね。

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不登校偉人列伝をはじめます。

偉人で不登校だったという人は枚挙にいとまがありません。

それについて書いていこうと思います。

今の時代であればADHDやアスペルガー、学習障害と診断されるであろう変わり者を擁護したいと思うからです。(私とか)

もちろん、不登校の子が全員成功するわけではありません。

しかし、全員が失敗するわけでもありません。

どうせなら失敗する確率を気にするのではなく可能性を見たほうが私は楽しいと思います。

自分を信じる

ピグマリオン効果

教育心理学ではピグマリオン効果というものがよく知られています。

ピグマリオン効果は、1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という主張。

ある実験で、「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」と「成績の悪い生徒達を集めたクラス」を作り、それぞれのクラスの担任に逆のことを言ってクラスを担当させます。

つまり、「成績の良い生徒のクラス」の担任には「あなたが担当するクラスは成績の悪い生徒のクラス」だと告げ、「成績の悪い生徒のクラス」の担任には「あなたの担当するクラスは成績の良い生徒のクラス」だと告げて、それぞれクラスを担当させるという実験です。

その結果、「もともと成績の良かった生徒達のクラス」の成績は下がり、「もともと成績の悪かった生徒達のクラス」の成績は上がりました。

このことから、期待と成果の相関関係について、「人は期待されたとおりの成果を出す傾向がある」という結論が導かれました。

生徒たちは自分にかけられる期待を敏感に感じて、その通りの成果を出したというわけです。

孫正義は父親から天才、天才と言われて育ったそうです。

エジソン、ピカソなどは本人達は学校ではかなりダメな人間でしたが(今では発達障害と診断されたでしょう)親が良かったので成功しました。

あなたはどちらになりたいでしょうか?

断固たる決意

パブロ・ピカソの学校不適応

ピカソは不注意で落ち着きがなく絶えず窓のところに行って窓を叩いていたそうです(ヤバイですね 笑)。

簡単な計算や文字を読むのにも苦労したそうです。

集団にも全くなじめずルールに従うことが我慢ならなかったそうです(私もです 笑)。

親から離れるのも嫌で校長先生の奥さんにまとわりついて甘えていたそうです(母子分離不安ですね)。

その後も学校嫌いは続き、無理して行かせると体調不良が続き、

なけなしの金から家庭教師を雇っても学力はお粗末だったようです。

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パブロ・ピカソのお父さんの対応

さて、ここまででしたら「人生が終わっている人」という話でした。

あなたのお子さんが授業中にずっと窓を叩き続けていたらどんな気持ちになるでしょうか??????

学校にも行かず、家庭教師を雇っても全然勉強しなかったら腹が立ちませんでしょうか??????

しかし、パブロ・ピカソのお父さんがタダモノでは無かったのです。

ピカソの父はあまりうるさいことを言わずに絵を描いていれば大目に見たそうです。

嫌いなものや苦手なものを無理にはさせなかったそうです。

絵が好きで才能があるとわかると絵の具やスケッチブックを与え、家に帰ってきてからもピカソに絵を教えたそうです。

愛情のこもった丹念な教育によって才能が花開いたそうです。

13歳には個展を開いたそうですが、あまり売れず、注目もあびなかった時にも父親は才能を信じていたそうです。

その後の彼の活躍は知っての通りです。

ダイビング 不登校

1つめの教訓

問題行動や学習面の困難にばかり焦点を当てられ、それをどうにかしようと、そのことに多くのエネルギーと時間を費やしていたとしたら、彼に備わった一番の長所や才能が活かされることは永久になかったでしょう。

そうなっていたら劣等感に埋もれたまま落伍者か犯罪者になって人生を終わらせていたのではないかと思います。

良くて福祉のお世話になるというところだと思います。

そのような子はたくさんいると思いますし、あなたのお子さんがそうかもしれません。

私の父は少なくとも子供を信じるタイプでしたね。

不登校 旅行

2つめの教訓

上の事例を見るとピカソは学習障害でADHDで頭が悪く、対人能力が低いが、絵だけは上手い人だという印象があると思います。

しかし、それは誤りです。

ピカソは友人も多く非常にもてたそうです。

そして、頭も良かったそうです(勉強は苦手だったかもしれませんが)。

お金の本質を見抜いていて、絵を描くのが上手かっただけではなく、絵のマーケティングや販売、経営も上手かったそうです。

専門家の中にはピカソは絵がうまいのではなく、マーケティングに長けていただけだという人もいます。

勉強が出来ることと頭が良いことというのはまた別なのですね。。。

そこの学歴の良いお父さんやお母さんは気をつけましょう。。。

ピカソの場合は様々な素質を親の愛情が引き出したと言えるでしょう。

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天才だと思って育てよ

以前、不登校から実業家で成功している山口絵理子さんの父の実業家の山口伸廣さんにインタビューしたことがあります。

その時に山口さんは自分のことを天才だと思っているし、みなさんも自分のことを天才と思ってくださいと言われていました。

失礼ながら山口さんはそれほど能力が高い方には見えません。私よりは上ですが。(誠に失礼すぎてすみません。。。)。

だから僕らも天才だと思っていていいのではないかと思うのです。

だからこそ山口絵理子さんは成功したのだと思います。(講演料○○万だそうですよ。)

少なくとも否定はしないでほしいと思いますね。

ピグマリオン効果を思い出してください!!

ではまたお会いしましょう!!最後までお読み頂き誠に有難うございました。

不登校 母子分離不安

 

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