こんにちは。
「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。
親子でもめることの1つに将来の進路があります。
将来、弁護士になりたいので勉強したいとかだと親子で特に問題は起きませんが、将来芸能人になりたいとか漫画家になりたいだと親子でもめます。
つまり、食える可能性の少ないと思われている職業をお子さんが志望した場合ですね。
例えば、小説家、画家、ミュージシャン、写真家、ユーチューバー、俳優、漫画家、プロスポーツ選手などがそうです。
そして、その夢の実現のためには「勉強なんてしても仕方が無い!!」「学校なんて行っても仕方が無い!!」という場合は確実に親子でもめます。
夢を実現する方法
夢を実現する方法は2つあると思います。
1つは既存の領域で高い競争を勝ち抜いて仕事を勝ち取り続けることです。
芸能人やスポーツ選手などはかなり高い倍率を勝ち抜かなければなりません。
ほとんどの子はこの方向性を望むと思います。
こちらの道をオーディション勝ち抜きトーナメントコースと名づけましょう。
狭き門をめがけて高いリスクを取る生き方ですね。
もう1つは自分で仕事を作って自分に仕事を発注する方法です。
先日ご紹介したひとりミュージカルの伊藤丈雄さんなどはこのタイプですね。
私もこのタイプです。カウンセラーで食えると思っている人は少ないですが、自分で仕事が作れればカウンセラーでも食っていけます。
こちらの道を経営者型やりたいことやるコースと名づけましょう。
狭き門をめがけるのではなく、自分で需要を創造する生き方ですね。他と競争する必要もありません。
経営者型やりたいことやるコースについて
冷静に考えると私は仕事を自分で作れるわけですから、マンガだろうが歌だろうが小説だろうがユーチューバーだろうが芝居だろうがその気になれば何だって食っていくことができます。
アイデアを思いついて事業として形にできるからです。(下手なのでやりませんが。)
不登校支援をしていますと言うと「それで食えるんですか?」とよく聞かれますが普通程度には食えていると思います。(贅沢はできませんが。。。)
経営者には好きなことをやっている人がたくさんいます。美術館をやっている人もいれば小説を書いている人もいますし、芝居をやっている人もいますし、デザインをやっている人もいます。
好きなことをしたかったら自分で仕事を作って自分に好きな仕事を発注するのが良いと思いますね。
経営者型やりたいことやるコースの利点
不登校の子にとっての利点を列挙しますね。
①他と競争しなくてよい。競争が苦手な人は競争しなくてすみます。
②一流でなくてもよい。歌や絵やマンガが超一流でなくても食える。
③好きな人とだけ付き合えばよい。集団生活が苦手でも大丈夫。変わった人はそれが武器になります。
④潰しがきく。自分で仕事が作れるわけですから潰れてもまた作れば良いわけですね(笑)
⑤自分の理念、美学を追求できる。生き甲斐がある。頑固な人には良いと思います。
⑥学校の勉強も含めて猛烈に勉強しなければなりません。親としては「夢のために」勉強しろと言えるわけですね。
⑦狭き門を目指すケースでも営業力やマーケティング力は必要ですのでそうした場合にも対応できます。
経営者型やりたいことやるコースの欠点
欠点も列挙しますね。
①全て自分の責任。人のせいにできない。
→とはいえ、上司や会社のせいにしてはそもそもいけないですよね。
②安定がない。
→とはいえ、そもそも今の時代に安定はないですね。個性的な子が安定した堅いところで生きていくのも難しいと思いますし。
③大変である。
→どこ行っても大変ですよね(笑)
個性的な子が不登校をきっかけに将来楽しく生きていけるような勉強の仕方や考え方をこれからは教えて行きますので、是非ご期待ください。
個性を活かして好きなことをやるためには学校の勉強が出来たほうが良いわけですからね。というか、あらゆる勉強をしないといけません。
学校にも行ったほうが良いですね。
では、またお会いしましょう!!
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