こんばんは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
世界的ベストセラーの『7つの習慣』という本に人格主義というものがあります。
『7つの習慣』はフランクリンコビー博士が世界中の成功者を調べに調べてその法則を書籍にまとめたものです。
世界中でベストセラーになった名著中の名著です。
その7つの習慣の中に人格主義というものがあります。この人格主義が不登校の解決にも大変役に立つのです。
人格主義とは?
7つの習慣での人格主義とは成功には表面的なテクニックではなく人間性が必要だというものです。
世の中にはHOW TOが溢れています。
コミュニケーションの技術。1日3分間で●●。解決するための●●などなど。
しかし、その根底にある精神を身につけないとどのようなノウハウも役に立ちません。
例えば、上司が人間性は変わっていなくてもテクニックだけで部下を動かそうとしていたら嫌ではないですか??
例えば、先生が人間性は変わっていなくてもノウハウだけで生徒を動かそうとしていたら嫌ではないですか??
不登校の子も親の小手先だけでの言動は嫌なのです。
そして、これは我々対人援助職の人間にも当てはまることでして、非常に毎日反省しているところでもあります。
私も毎日毎日、私の人間性を反省しています(涙)
不登校解決のノウハウはたくさんあるけれども
実際にそのノウハウを使いこなす人間性が無いと全く意味がありません。
例えば、伊藤先生の『過保護』というものがあります。
しかし、これも子供への深い感謝と共感が無ければ機能しません。
ほめるといのも、人間性が無いと反発されておしまいです。
よく『何もしなくて良いのか?』と言われますが、親が変わるというのは『何もしないこと』ではありません。
子供の世界にとっては一大事です。
かなりびっくりして喜ばしいことなのですよ。
なかなかここが理解されないのですが、親が変わることが一番大事です。
不登校の親の人間性に問題があるのか??
『親が変わる必要がある』と言うと『私達の人間性に問題があるのか?』と聞かれることがあります。
基本的には『親の人間性に問題はない』ことが多いです。
むしろ、素晴らしい親御さんに数多くお会いしてきました。
涙が出るくらい素晴らしい親が多いです。
親の愛は偉大だなといつも思っています。
しかし、不登校のお子さんはとても傷ついていて『より人間性の高い親の愛情』が必要なのです。
例えると、普通の親ならOKのところが不登校の子の親だとアウトなのです。
かなり理不尽な話だとは思います。
『なんで私がこんな目に!!』と思われるかもしれません。しかし、子供も『なんで私がこんな目に!!』と思っています。
ここは親がリーダーシップを取って人間性を磨くしかありません。
不登校はピンチの顔をしたチャンス
親御さんにとっては目先のことを考えるとかなり苦しいことだとは思います。
まさに災難でしょう。
しかし、子供の不登校みたいなことが無いと本気になって人間性を磨こうとはしないのではないでしょうか?
少なくとも私はかなりの災難が無い限りは人間性を磨くことはありません。
自分の利益ばかりを考えていて人の気持ちなどは考えないです。
しかし、災難かもしれませんがここで磨いた人間性は必ずこの先の人生において役に立ちます。
そういう意味では子供の不登校は人間性を磨き強い人間になるチャンスなのです。
この苦境を乗り越えたからにはこの先にどのような苦しいことがあっても乗り越えられるはずですよ。
私もまだまだですが、、、一緒に人間性を磨いていきましょう!!
それが子供を含めた未来の日本のためだと思っています。
では、またお会いしましょう。
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