こんにちは。
「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。
昨日は生徒と卓球をしてきた後にNPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんの講演を聞いてきました。
NPO法人テラ・ルネッサンスは東南アジアやアフリカで地雷や子供兵、小型武器などの問題に取り組んでいる団体です。
普段平和に我々は暮らしていますが、世界には我々とは比べ物にならないくらい悲惨な状況に暮らしている人達がたくさんいるということを実感しました。
知ってはいましたが、実感はしていませんでした。
例えば、アフリカのある国では子供は誘拐されて兵士にされてしまうそうです。そして組織から逃れられなくするために自分の生まれた村を襲わされるそうです。
身内や知り合いに恨まれればもう家には帰れなくなるからです。
また、東南アジアのある国には地雷がまだたくさん埋め込まれていて、自分の家の近くに地雷がたくさんあるそうです。
うかつに歩き回れないわけですね。
そういった問題に対して鬼丸さんの団体は資金援助したり、地雷除去をしたり、元少年兵を再教育して自立させたりしているそうです。
自分の不幸を感じにくくする方法
アドラーの名言に「人を助けると悩みは解決する」というものがあります。
自分が苦しんでいる時ほど誰か他の人を助けましょう、というものです。
その理由は苦しんで困っている時ほど余裕が無く、視野が狭い。助けてほしくて被害妄想的になりますし、他人や状況の悪いところばかりが目に付きます。
どんどん自分が可哀想になってきてどんどん気持ちが弱気に後ろ向きになっていくのですね。
そうなると当然うまくいきません。
しかし、そこで一度一呼吸して他人を助けると視点が違うところを向き、冷静になり、セルフイメージも上がります。
そうなると良いアイデアも出てきますし、気持ちも楽になってきます。感謝されて自信もつくわけですね。
私も日々苦しいこともありますが、東南アジアの子供向けに毎月5,000円の寄付をしています。(これは半分は利己的な理由です。)
どんなに苦しい時でも世界の中では自分が恵まれていて運が良くて強者なんだと思えれば頑張れるからです。
実際、私もあなたも日本に生まれてそれなりに良い親の元で育ち、五体満足でとなかなか恵まれていて運がよいほうだと思います。
人生いろいろありますから苦しいことは消えません(笑)残念ながら。
そんな時でも自分がいかに恵まれているかをわかっていれば強く生きていくことが出来ますので、人を助けたほうが明らかに得です。
誰にでも出来ることがある
昨日の鬼丸さんの講演で一番印象的だったのは「誰にでもできることがある。できることから今始めないとダメだ。」ということでした。
「余裕が出来たらやるよ」という人は今現在の自分を否定しているのでステージが上がらないのです。
人間は今ある条件の中で言い訳をせずに出来ることをやらなければなりません。
気が向いたら出来ること①寄付をする。1000円単位で出来るそうです。50円で元少年兵に識字教育教材が提供できるそうです。
気が向いたら出来ること②鬼丸さんの本を購入する。勉強しながら支援になるわけですね。
気が向いたら出来ること③古着、古本などを送る。ゴミを送ればそれが人助けになるわけですね。部屋もきれいになりますしね。
では、またお会いしましょうー
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