昼夜逆転:朝起きられない
不登校の場合、問題となりがちなのが、昼夜逆転生活になってしまい、朝起きられない状態になってしまうことです。
そうすると生活リズムがまず崩れます。そうするといつも以上に疲れます。
そして、徐々に体力が落ちます。
するとますます気分が暗くなり、ますます学校にいけない罪悪感を感じ、自分を責めます。そしてさらに疲れます。
朝、起きようとしても本当に起きれなくなります。
ゲームをしていてイライラしますが、ゲームをやめられない。という悪循環に入る場合があります。
昼夜逆転の本当の原因
昼夜逆転の本当の原因は学校にいけない罪悪感です。『朝は学校に行くもの』という気持ちが強いので、罪悪感にさいなまされ、思わず布団をかぶってしまいます。出来れば、本当に(意識まで)寝ていたい。
しかし、夜になると、その罪悪感も大幅に薄れ、何かやりたくなる。そしてゲームをする。朝は眠いし、罪悪感はあるし、ますます寝るという感じですね。
昼夜逆転は心理的なものですが、起きたいと思っていても起きれない場合は強い味方があります。
その名も『光』目覚まし時計
普通の目覚まし時計は音で目覚めます。「リーンリーン」という感じの音が部屋の中に鳴り響きますね。
あなたもなんとなくわかると思いますが、音だと強制的に起こされた感じがしますね。
それは、古い脳が外敵や災害などを連想するからです(本当の災害なら確実に目を覚まし起きてきますが、新しい脳は状況をわかっているので葛藤を始めるわけです。)。
布団をはがされるとか、いきなりカーテンをガバーッも似たような感じがありますね。
弱っている子だとさらに閉じこもってしまいます。
しかし、光目覚まし時計は自然に近い光で目覚めるのです(上記写真参照)。
なので自然に目が覚めます。もともと人間は太陽の光で自然に目が覚める生き物だったので。
さて、光目覚まし時計を使用するメリットは3つあります。
メリット①セロトニンが分泌される
人間の脳の中でセロトニンが分泌されると気分がいいのですが、分泌されないと不快な気分になります。うつ病などとの相関関係で医学的に非常に注目されています。
セロトニンが分泌されるには、ウォーキングをする、ランニングをする、肉を食べる、太陽の光をあびるなどの必要があります。
なんとなく、体を動かした後は爽快な気分になりますよね。ふさぎこんだり、うつにはならなそうですよね。人間は気分が良いと活動的な考えになりますし、気分が悪いと悲観的な考えになります。
逆に、建設的な考えだと楽しい気分になりますし、悲観的な考えだと悲観的な気分が生まれてきます。
光目覚まし時計だとそのセロトニンが分泌されるのです。なので、気分よく1日を過ごせます。
光目覚まし時計は気分から考え方とか活動にアプローチしていく方法ですね。
ランニングやウォーキングは嫌がるお子さんもけっこういますが、光目覚まし時計はセットすれば薬の副作用の心配などがいらずに自動的にセロトニンが分泌されます。。。
メリット②メラトニンが分泌される
メラトニンは睡眠を促すホルモンです。夜眠くなって寝ると、朝起きますよね??
朝に太陽光に近い光を浴びることにより、生活のリズムを整えることができます。
メリット③体内時計が正常になる
そうなると体内時計が正常になり、昼夜逆転の生活から抜け出ることができます。
体内時計が乱れていると疲れますよね。身体がいつ何の活動をすればいいのか混乱するからです。
人間は混乱すると疲れるんです。(混乱した職場とかなぜか疲れますよね。。)
スポーツ選手ですら、いろいろな国を短時間で回ると時差ボケで疲れます。
いくつか商品がありますので、『光目覚まし時計』もしくは『光目覚まし時計 不登校』で検索をしてみてください。比較検討サイトで検討してみることをお勧めします。
商品によっては90日返金保証がついているので、まずは親が毒見をしてみて、良さそうだったらお子さんに勧めてみてください。
不登校は心の問題と(乱れた生活からくる)身体の問題と他の問題が絡み合うのですが、まずは身体の側面からアプローチしてみるのもいいと思います。
では、またお会いしましょう!!