こんにちは。早野です。
本日もお読みいただきありがとうございます。
ジャニーズ、大物タレントに続いてフジテレビがフルボッコですね。
私が学生の頃にはとても想像できませんでした。
逮捕されているわけではないので
倫理や道徳で叩かれているように見えますが、
(もしくは様々な力による抑え込みが気に入らない?)
ロジックだけでなく感性も重要な時代だと思います。
というわけで、
今日は元不登校の先進的な企業家の話です。
時代を感じ取る感性についてです。
★IT企業家から僧侶に
ある方から聞いた方で小野龍光さんという方がいます。
元不登校で東大卒でジモティーなどを
立ち上げた成功者で今は僧侶という方です。
で、特筆すべき今は僧侶であること。
しかもインドで。
で、この記事を読んだ私の感想は
「当たり前じゃないですか」というもの。
>龍光氏:ビジネスは、数字が拡大することが正義の世界です。
>会社の従業員、ユーザーの数、売上、それらをいかに伸ばすかの競争です。>しかし、私は、物理学的に、永遠の拡大はないというのが
>真理ではないかと考えていました。>永遠の拡大はないのに、拡張し続けるには、
>奪い合いが生まれてくる。
(小学生の分数で理解できること)>マーケットの取り合い、
>ユーザーの取り合い、
>あるいはユーザーの時間の取り合い
これは冷静に考えれば当たり前の事。
みんなが給料を増やしたい。
なので、経済成長を維持するためには
人口を増やし続けて家を建てて
車や家電や服やサービスを何度も買ってもらわないといけない。
人類は70年前が25億人で
今や80億人。
誰だって人を使う立場の部長や資本家になりたいので
いずれ200億人くらいになる必要があります。
これでは虚しさを感じるのが普通な気もしますが、
普通は気づかないふりをして突っ走るわけです。
が、小野さんはご自身に正直な人だった。
(たぶん)
あとは、宇宙やメタバースなどを目指す起業家がいますね。
フェイブックなどは名前をメタに変えましたが、
私の最終地点はメタバースの予定でした。
★違和感を感じる感性
引き続き小野さんのインタビューからです。
>ビジネスを拡大し、上場させ、
>世界の金融市場の仕組みを学びながら見えたことは、>「これは経済成長の名のもとで、
>経済格差を加速させているだけで、
>必ずしも次世代にハッピーな未来を残すことになっていないのでは?」>「むしろ、人々の不幸を生み出し、
>消費目的の過剰生産によりゴミが増え続け、>次世代に汚れた地球を残すことになっているのでは?」
>という疑念でした。
ここで言いたいのはその是非ではなく
独特な感性についてです。
冷静に考えれば誰だって「当たり前じゃん」と思うことに
ある種の人はモヤモヤして動けなくなる。
(小野さんの場合は激しく動いていますがw)
多くの子は言語化できませんが
(そりゃそうなのですが)
そういったことだと思います。
★私のもやもや
私は学校や親や社会に疑問がありました。
勉強してなんになるのか。
なぜ先生は毎日黒板に板書してて飽きないのか。
そもそも人はなぜ生きるのか。
働くことで逆に社会の足を引っ張ることもあるがそういう労働は評価されるべきか?
コロナ時に問題になりましたが
幼稚園の先生や看護師などのエッセンシャルワーカーの給料が低い。
逆にロンドン大学の教授から名指しで社会の害と言われていた
広告産業や金融産業の収入が高いのはなぜか?
幼少から勉学に励み一流大学を卒業して
フジテレビやNHKで
北朝鮮のように権力者に統制されながら報道をする。
なぜ出家する人が増えないのかw
引きこもりのほうがまともな気もします。
引きこもり歴のあるリリーフランキーは言います。
>「鬱は大人のたしなみですよ。
>それぐらいの感受性を持ってる人じゃないと
>俺は友達になりたくない。>こんな腐った世の中では少々気が滅入らないと。
>社会はおかしい、政治は腐ってる、>人間の信頼関係は崩壊してる、不安になる。
>正常でいるほうが難しい」
リスカや拒食するくらいのほうが
まともということかもしれません。
とはいえ、こういう疑問は言語化できませんでした。
もしくは言語化してもピンときませんでした。
*ただし、私が現場で子どもと話した感じでは
不登校の子は大半の子が学校に戻ったほうがいいというものです。
その上でフリースクールなども大いに認めるという立場。
さて、話は戻りますが
世の中には疑問がたくさんある。
考えてみれば当たり前の話なのですが
当時はもやもやしていた。
(当時に言語化されていたわけではないので推測にはなる)
ここで大事なのは
そういうことを疑問に思う人と
思わない人がいるということです。
そこへの「蓋の度合い」と言いましょうか。
それを独特の感性と言っています。
同じA子B夫という親でも
Cという子は
もやもやして動けなくなる。
でも、DからZの子は少しもやっとするくらいで
別に動けなくなるまではいかない。
実際、増えたとはいえ
統計的に不登校は小学生で50人に1人。
中学生で15人に1人です。
★私がこの仕事を続けている理由
小野さんはインドで貧しい人達のために(も?)
修行(?)しているそうです。
一方、私の方針は下記のものです。
たとえば、フィリピンなどでは
親や家族のために過酷な労働をする子がたくさんいるそうです。
不登校の子も大半の子が同じ状況であれば
親や家族のために同じようにするでしょう。
(親はもうすでに限界という設定ですw)
悲しいことに
貧しい時には力を発揮して生きる充実感を得れても
豊かになるとできないということがある。
本音のところは貧しくても豊かでも
自分も家族も幸せになりたいというものでしょうが。
おそらく、90年前の日本に戻れば不登校は激減。
なんせお風呂をわかすのも井戸から水をくみ
薪を割り、火を「ふーふー」する世界。
洗濯機も冷蔵庫も無い。
ユニクロもなく服は破れたら縫う。
大半の親が農家や商店で子の手伝いが必須。
そんな世界だと
たとえば3日後に台風で農作物が全滅という場合、
ほとんどの子が懸命に働くでしょう。
*そういう意味では親御さんが自営業の場合は
家で教育しやすい場合があります。
かといって、昔に戻ることはできない。
我々は豊かになるために働いているわけで。
GDPは上がらなくても
製品やサービスは進化して(しまって)いる。
現代には「(お金は足りないのだけど)豊かさゆえの苦しみ」
というものがあります。
でも乗り越えられたらそれは進化。
私は豊かでかつ満たされているという世界を見たい。
まだここに無い何かを見たい。
感性というものが現代社会でどう折り合いをつけるのかを見たい。
現代の炎上の本質は
法律(合理性、合法性)と人々の倫理観がずれていることです。
私は法学部出身ですが
法律はくだらないものだなーと痛感しました。
NHKが「スマホを持っていれば課金します」みたいな
法律を作ろうとするのも
法律の背後にある倫理観を見れないからでしょう。
まー、見てしまったら組織が崩壊するわけで(笑)
大企業にいなくて本当に良かったと思いますが、
ある程度自分で自由にものを言えるように
副業を当たり前にするとかしていったほうが健康に良い気がします。
精神面で。
また、アメリカは今や労働者の35%がフリーランスだそうで。
Z世代だと50%がフリーランスという話があります。
将来的な労働環境から逆算してプランニングをしておいたほうが
良い気がしますね。精神的に。
そういう意味だとたとえば中2で不登校みたいな場合は
中3である程度学校に行けるようにして
(フリースクールでもいいですが)
あえて通信に行き自由に時間を使った方が
生産性が高い気もします。
今の通信は完全不登校の子が仕方なく籍を置く感じなので
出口を見ると残念な感じですが、
本来は進学実績とかその他のスキル向上で
無双できるはずだと思います。
普通の高校だと授業を聞かなければなりませんが
動画であれば倍速でOKですし
受験に使う科目に注力できますからね。
同じコンディションであればどちらが勝つかは
火を見るより明らかでしょう。
実際、元気になっている子が行くとかなりコスパがいいですね。
早慶、MARCHや国立に現役で受かっていきます。
バイトとかその他の趣味などをいろいろと経験しながらです。
留学も行けますよね。
お金があれば英語圏で、無ければアジア圏で(笑)
別に勉強でなくても芸術でも美容でもなんでもいいですしね。
通信制の占める割合は高校生の12%だそうですが
私みたいな人が多ければ
90%くらいになると思います。
やはり私が変わっていますかねw
会社員の時もオフィスに出社は週に2,3でしたし。
つい長文になってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございました。
★新しいメルマガを作ろうと思います
*新メルマガはまだ投稿できておらずすみません。
題して、
「不登校の内のもやも~やにお宝がある
世界の未来発見メルマガ」です。(仮)
モーや君みたいなマスコットも作ろうかと。
子どもを理解する時に
自分も同じ感受性を持てるような
内容にしたいと思います。
感性が蘇ると生きていて楽しいです。
(苦しくもありますが)
配信頻度は不定期です。
このメルマガは継続します。
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ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。