こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
道のないところに道を開きます。
今日は学習された無力感についての説明です。
不登校の子はよく『無理!!』『俺はもう終わった!!』『もうダメだ、一生ニートだ。。』みたいなことを言います。
(その昔、私も女の子に『無理』と言われ無力感を味わったものです。。)
不登校になるような子は、不登校になる前から、そしてなった後も学習された無力感を蓄積し続けてしまっています。
学習された無力感とは??
自分の尊厳や価値がふみにじられる(主として、いじめやモラルハラスメントに代表される人格否定)場面に置かれた場合、次のような徴候が現れるという。
- 被験者は、その圧倒的に不愉快なストレスが加えられる状況から、自ら積極的に抜け出そうとする努力をしなくなる。
- 実際のところ、すこしばかりの努力をすれば、その状況から抜け出すのに成功する可能性があったとしても、努力すれば成功するかもしれないという事すら考えられなくなる(言い換えると、長年受けた仕打ちによる反動で、どんな可能性さえも「無駄な努力」と断じ、自発的行動を全くしなくなる)。
- ストレスが加えられる状況、又ストレッサーに対して何も出来ない、何も功を奏しない、苦痛、ストレス、ストレッサーから逃れられないという状況の中で、情緒的に混乱をきたす。
人の行動は、良かれ悪しかれ何らかの学習の成果として現れてくるものである、という学習理論を土台とした理論である。拉致監禁の被害者や長期の家庭内虐待の被害者、学校での人格否定やいじめ、会社などでのモラルハラスメントや、いわゆるブラック企業に雇用され低賃金で過酷な労働を強いられ続けながらも自ら進んで退職しない者が一定数居ることなど、行動の心理的根拠を説明する理論として、注目されている。
上記はかなり深刻な事例ですが、普通の不登校でも上記のような状態になってしまっていることを見かけます。
不登校から脱け出してくても脱け出す気力が沸かない。。ゆえに抜けたいけど抜けられない。
俺はまだ本気出していないだけ!!のほうがまし。
言われたほうとしては腹立たしいと思いますが、『俺はまだ本気出していないだけ!!』と公言しているようが僕としては微笑ましいです。
私も常に『俺は本気になればもっとできる!!』と思ってました。今も思っています。。。
そういえば、本屋さんで『俺はまだ本気出していないだけ!!』という漫画がありました。
けっこう面白いらしいです。。今度、読んでみます。
あなたの本気を応援します!!
親でも子でも先生でも『俺は(私は)本気を出していないだけ』『本気を出すぜ』という方を応援します。
不登校を何とかしたい!!
家庭内暴力を何とかしたい!!
成績を何とかしたい!!
非行を何とかしたい!!
誰かが本気になれば何とかなります!!
では、またお会いしましょう!!
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