こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
9月ももう8日。日中はまだ暑いですが、朝晩はだんだん暑さも和らいできましたね。
さて、今日は不登校になったからこそわかる幸せについてのお話です。哲学の秋ということで。
幸せって何??
あなたにとって幸せって何でしょうか??
これがわかっていないと、周りの人をいたずらに羨ましく思ったり、周りと比べて異常に危機感を持ったり、逆に優越感を持って周りに嫌われたりと無駄なエネルギーを使ってしまいます。
実際、人目が気になる、周りと自分をとことん比べてしまうというのは『自分にとって幸せって何か??』ということがわかったおらず、自分というものがしっかりと形成されていないから起きるのです。
幸せは人それぞれです。
豪邸に住んでいても大して幸せでないような人もたくさんいますし、年収○千万円でも家庭がボロボロという人もいます。逆に地元の平凡な人生を歩んでいる友達が非常に幸せそうだったりします(失礼)。
東大出でも自殺をする人もいますし、中卒でも社会で立派に活躍し幸せそうな人もいます。
必ずしも幸せかどうかは外面的な条件では決まりませんね、というのがいろんな家庭を訪問している私の実感です。
外面的な条件は良いほうが良いと思いますが。
なので、あなたにとっての幸せというのを一度考えてみてください。
そうするとあなたにとっての幸せとは全く関係ないことにかなりのエネルギーを費やしていることに気づくはずです。
100人いたら私も含めて100人の方が『なんて無駄なことを!!』と思うはずです。
当たり前のことに感謝できること
私の幸せの一つの基準に『当たり前のことに感謝できること』、というのがあります。
歌にもありましたし、そういう童話もありますよね。
道端に咲いている花を見て美しいと思う。
夕日を見て感動する。
子供の成長を見て愛しさがこみあげる。
ご飯が食べられて幸せ。作ってくれた人に愛情を感じ、想いをはせる。お母さん、農家さん、食品工場の方、運送屋さん。
しかし、当たり前のこと、小さなことに感謝をできるようになるのは大変難しいことでもあります。
当たり前すぎてありがたみがわからないからです。
当たり前のことがくずれた時がチャンス到来
当たり前のことだと思っていたことが当たり前ではなかったと気づく時がチャンス到来です。
当たり前のことに感謝し、幸せを感じられるようになるための。
そういう意味では、不登校というのはチャンス到来です。
学校に行けるのは当たり前だと思っていましたが、当たり前ではなかったのです。
私は以前、対人恐怖症になりました。
まさか自分が不登校や対人恐怖症になるとは夢にも思いませんでしたよ!!
不登校になる子もまさか自分が不登校になるとは夢にも思わなかった、という方が8割くらいでしょう。
しかし、今では人と話せることにしみじみと幸せを感じます。
学校に行けるようになった子は(特に親が)しみじみと学校に行けることに幸せを感じます。
歩けなくなった人は歩けるようになると歩けることに非常に幸せを感じます。
そうなると小さなことに喜べると幸せを感じる瞬間が増えますし、多少辛いことがあっても冷静に乗り越えることができます。
逆境に腐らず、順境におごらずという状態になるんですね。一番勝負強い状態らしいです。
正直、すぐには受け入れずらいことだとは思いますが、今日の話は頭の片隅には置いて置いてくださいね。
では、またお会いしましょう!!
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