普段は曽野綾子氏の本はあまり読まないのですが、ふと気になり読んでみました。
その名も『人間になるための時間』です。
公平でも平等でもない人生を明るく生き抜くためのヒントや箴言を集めた全六章というキャッチコピーでした。
『孤独と絶望、この2つの感情を体験しない人は人間として完成しない』という言葉が印象に残りました。
たしかにそのとおりだと思います。
絶望や孤独を乗り越えない人生なんて、までは思いませんが、人間は絶望を経験するとビフォーとアフターで大きく変貌すると思います。
そういう意味では、不登校の子は人生の早い段階で人間として完成する可能性があると思います。
なかなかの試練ですからね。誰にも理解されない、どうしたらいいかもわからない、周りはみんな楽しそうと。
また、今苦しんでいらっしゃる親御さんもいよいよ人間として完成されるときなのかもしれません。
さらさらっと読める程度の分量なので、お時間があれば読んでみてください。
では、またお会いしましょう。
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