こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。カウンセリング、家庭教師をやっています。
今日は不登校は一生折れないつよいメンタルを作る最大のチャンスなんだということをお話したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
最も折れない人間とは???
第二次世界大戦中にビクトールフランクル博士はアウシュビッツ強制収容所に入れられました。
そこで折れてしまい、衰弱して死んでしまう人間と折れずに生き残る人間の二つに分かれることに気づきました。
(最も本人が折れなくても看守の気まぐれで殺されてしまうこともありますが。)
さて、折れないタイプはどういうタイプだったでしょうか??
それは生きる意味、目標、夢があるタイプでした。言い換えれば未来に向かって生きることができた人達です。
この結果は他の事例、例えば北朝鮮や北ベトナムの強制収容所でも変わらなかったようです。
ある人は自分との再会を待っている娘がいることを思い出し、生きる意欲を持ち。
ある人は科学の本がまだ書きかけだったことを思い出し、自殺をとりやめた。
フランクル先生は人間の心理に対する研究のために意欲を保った。
話は少し変わりますが、偉大な中国の歴史家の司馬遷は無実の罪で刑務所に入れられ、かつ宮刑(おちんちんを罰として切られても)を受けてもなお歴史書に没頭しました。
『何かのため』もしくは『誰かのため』にという方向性を持っているかどうかで逆境のときの精神状態は決まるようです。
末期がん患者や重い障害を持っている人などの症例でも同様のことが報告されています。
もう少し負荷がかからない状況でも同様の寓話があります。
あるところにレンガを積んでいる2人の男がいました。
一方はつまらなそうに、一方は楽しそうにレンガを積んでいました。
その違いは立派な教会を作るという目標があったかどうかの違いだったそうです。
生きる意味があれば心は折れない。
一方、現代の豊かな日常生活では??
現代の日本やアメリカは非常に豊かです。自由もあります。
しかし、病んでしまう人は膨大にいます。アメリカの大学生の死因の一位は自殺。そしてそういう学生は裕福で学業も優秀で社交的だそうです。
精神医学の研究では次のことがわかっています。
『自分の人生を無意味だと考える人は単に不幸なだけではなく、生きていくことさえ難しい。』のだそうです。
現代の日本人の多くは夢や目標を持っていません。
『何かのために』『誰かのために』という生きる意味がなく、ただ周りと競争したり、周りにあわせたり、目先の快楽を追ったりしています。
夢や目標があったとしても『本当にあなたの目標ですか?』『自信何%ですか?』『何のための夢ですか?』と聞くと答えがそれ以上ありません。
失業したら生きがいをすぐに無くしてしまうようなレベルです。条件や状況によって変わってしまう生きる意味なのです。
不登校は本物の夢を育てる
私は逆境をとおして夢、生きる意味を発見しました。『心の不幸を根絶する』『自分と同じように苦しんでいる人のために』という夢です。
その夢ができてからはあまり辛いと思うときはありませんし、折れません。
不登校の子も自分の本当の夢、生きる意味、誰かのためにというのが腹に落ちると人が変わります。
間違った高いプライド、人の目、劣等感、から自由になります。
本当の夢、生きる意味というのは経験から生まれます。
不登校というのは他の人ができない絶好の経験なのです。
では、またお会いしましょう!!
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