不登校から抜け出す自己宣言
あなたは自分で自分をこきおろしている時ってないですか?
「こんなこともできないなんて最悪!!バカ、バカ!!」
「あの人はああなのに、私はこう!!」
「ポジティブに考えなきゃいけないのに、ネガティブに考えてしまう。」
誰でも多かれ、少なかれそういうことはあると思います。
私もあります。けっこう激しくこきおろしていたりします。けっこう激しい自己批判をしていたりして。。。
さて、不登校の子も自己否定をする傾向があります。
自己批判をする。もしくは、人から批判される。そんな場面がたくさんあります。そうすると解決は遠のくばかりです。
そんな時はプラス思考になりましょう!!という話が多いのですが、じゃ実際どうすればプラス思考になれるのか?
今日はそれをお話ししますね。
自己否定から自己肯定になるには、2つのステップがあります。
1、間違った根拠のない非現実的な思い込みを手放す。
このステップでは一度ビルを解体します。でないと、新しいビルを建てることはできません。プラス思考に無理してなろうとする弊害はこのステップが抜け落ちていることなのです。
例えば、テストで点数が60点だった。としましょう。
↓
あーなんて俺はバカなんだ。というのを無意識のうちに思いました。
↓
自分は価値がないからこんなことなら…と考えました。
さて、上記の考えの連鎖は合理的、現実的、建設的、一般的でしょうか?
違いますよね。
検討①
テストの平均点がクラスでは50点だったのかもしれませんし、全然勉強していないのに60点も取れたのかもしれません。また、テストの点数と頭がいいか、もしくはバカかどうかは判断しがたいですよね。
検討②
言うまでもないことですが、テストの点数とその人の価値はあまり関係がないですよね。。
上記のように、無意識を意識化して、考えを検討します。
その考え方は、現実的?一般的?合理的?というふうに。
すると自己否定の大半は根拠が何もない非合理的なものだとわかるのです。無理してプラス思考になるとしんどいですからね。
2、新しい現実的で建設的な考え方を採用する。
更地になったところに新しいビルを建てましょう!
例えば、先ほどの例でいえば、
「勉強では俺の価値は決まらない。でも、点数が平均点以下なのは面白くないから70点を取れるように勉強するか」
という考え方に変えたとしましょう。
しかし、2~3日たつと考え方は以前のものに戻ります。
勉強していないのに、テストの点数が悪い。そして自己否定。
悪い癖はそう簡単に消えないので、自己宣言を時々します。
すると、いつの間にか、考え方が変わっていて自己否定でなく自己肯定をで
きるようになります。
ここらへんの詳しい話は、また今度。
では、また!