指原莉乃の不登校経験談から学べること
AKB48の指原莉乃は中学生の時に、いじめをうけ、『学校に来ないでください。』という手紙を受け取ったのだそうだ。
それから学校に行かなくなり、逃げるように上京し、AKB48のオーディションをうけ、現在にいたるという。
いじめられなければ、もしかしたら上京することもなく、AKB48のオーディションをうけることもなく、現在のように成功していることも無かっただろう。
また、もしいじめがなければ、現在のように図太く芸能界を生き抜く力も身につかなかったかもしれない。
まさに、人生万事塞翁が馬の話と同じ。
人生万事塞翁が馬
中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。「このことが災いにならないとも限らないよ。」
しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。
この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。
「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。
「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」
という事です。
マツコデラックスの不登校経験談
マツコは大人びた子供で周りの子供に合わせるのが苦痛だったらしい。そして学校の雰囲気が嫌になり、学校に行かなくなったそうだ。
しかし、あるとき、もういいや、無理して仲良く生きる必要もないし、1人で生きていけばいいやと思ったらしい。
もし、マツコがそのようなメンタリティーでなければ、芸能界で頭角を現すことも無かったであろう。
また、不登校の時に周りに合わせなくていいやと悟ったからこそ、芸能界でもある意味超然と言いたいことを言うキャラでいられるのだろう。
まさに人生万事塞翁が馬のとおりである。
中川翔子の不登校経験談
中川翔子は中学生の頃にオタクという理由でいじめられていたそうだ。
『きもい』と言われ、不登校・ひきこもりになったそうだ。
しかし、現在では中川翔子はオタクが理由である層から支持を得ている。
オタクで無かったらはたして中川翔子は息の長いアイドルでいれたかどうか。。。
人生何がよくて何が悪いか、わからないものである。
彼らから学べること
一つは何が良くて何が悪いことかは誰にもわからないということ。
指原はいじめられたことで上京し、オーディションをうけ、図太い人間になり、芸能界で成功している。
マツコはあの性格が原因で学校に行きたくなくなったが、不登校経験により人に合わせてなくていいやという達観した人生観を持つに至った。
そして、後年芸能界で成功している。もしあのまま人に合わせる人生を続けていればマツコは芸能界で成功したであろうか。。
中川翔子はオタクが原因でいじめられたが、オタクが原因で芸能界で長く活躍している。単なるアイドルであれば飽きられていただろう。。
不登校、いじめ、原因となる性格、運や不運などは見る角度によっては悪いことであるが、別の角度から見れば大変な幸運であったりする。
人生わからないものでございますな。。
もう一つは、不運と思われることも努力次第で良いものに変えることが出来るということ。
なので、これをお読みのみなさんも何か不運なことや残念なことが最近あったと思いますが、幸運に変えていけるように成り行きを見守りましょう!!
私も一日に一回くらいうんざりすることがありますが、人生万事塞翁が馬をたまに思い出してます(笑)
では、またお会いしましょう!!
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