こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日は劣等感に苛まされた時の考え方についてです。
参考にしてみてください。
◎◎だからダメなんだ。
人は調子が悪いときには◎◎だからダメなんだ、と思います。
背が低いからダメなんだ。
顔が悪いからダメなんだ。
不登校で勉強が遅れたから追いつけない。
コミュ障だからダメなんだ。
◎◎だからダメなんだ!!というのは無限にあると思います。大人も子供も。
しかし、目の前にある不利な条件(正確には不利に見える条件)をあげて、逃げてしまい、諦めてしまっていては、本当に◎◎だからダメなんだとなってしまいます。
◎◎だからダメなんだを脱する思考法
そんな時は私は、下記のように考えるようにしています。
人によって腑に落ちる奮い立たせ方は違いますし、聞く時期や状況によっても腑に落ち方が違います。
1回目は反発しても何回も聞くとそうかな??と思う時もあります。
あなたなりの奮い立たせ方を探してみてください。
以下はあくまで私の奮い立たせ方です。
◎ホームレスからアメリカ大統領まで平等に理不尽なことは起こる。私の困難は大したことではない。
ホームレスは普通に大変そうですね。しかし、アメリカ大統領も大変だと思います。マスコミにパッシングされ、テロが夜中とか休暇中に起きても対応が悪いと怒られる。暗殺されてしまうかもしれない。社長も大変だし先生も大変、みんな大変。だから頑張ろうという理屈です。
◎自分よりもっと大変そうだけどうまくいっている人を見てこの人よりはましだなと思う。
私の場合はあまり大きな声では言えませんが、前の職場の社長でした(笑)
身近にそういう人がいない場合はいくらでもそういう人を紹介しますよ!!
◎嘘でもいいからちょうどよいハンディだと考えることにしています。
例えば、不登校で勉強が遅れている子は”このくらいがちょうどよいハンディ”だと思ってみてはいかがでしょうか??嘘でもいいので口に出してみてください。これは将棋で飛車角オチで勝っていたことから思いついたことです。あなたにもそんな得意分野があるはずです。
プラス思考ではなくて、現実をよく見ることで奮い立たせる
よくプラス思考と言いますが、世間の人は無理にプラスに解釈すると思っているような気がします。
しかし、本当のプラス思考は現実をよく見てプラス面とマイナス面をよく見て、プラスの側面によりフォーカスするというものです。
ある意味では、現実的思考+選択=プラス思考であり、マイナス思考のほうがよほど非現実的です。
いろんな人に今の状況を聞いてみれば、より多面的に現実を見られ、無理なくプラス思考になれるはずです。
不登校というのは思いのほか複雑で、『群盲像を評す』のような状況です。その状況を脱するにはいろんな人といろんな角度から見てみるしかありません。
群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす、群盲評象)は、数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合う、というインド発祥の寓話。 世界に広く広まっている。 真実の多様性や誤謬に対する教訓となっているものが多い。 盲人が象を語る、群盲象をなでる(群盲撫象)など、別の呼び名も多い。
ちなみに、マイナス面を無視するのはおバカな思考法だと思っています。
では、またお会いしましょう。
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