○○できないとは言うけれど

日常、私は○○できない、俺は○○できない、という場面によく出くわしますね。

そうなると八方ふさがりになってしまいます。

会社や家庭、学校などでもこうした八方ふさがりはよくあるのですが、不登校や引きこもりの場合はさらによく八方ふさがりになりがちですね。

さて、そうしたときは本当に八方ふさがりなのか??本当に○○できないのか??確認してみることをお勧めします。

大体の場合には、○○できないは思い込みであり、○○しないだけなのですから。

もうどうしたらいいのか、わからない時は本当に○○できないのかを疑ってみることがコツです。

○○できないと思い込んでいるよりも、面倒だから○○しないとか○○したくないから○○しないだけとはっきり自覚しているほうが道は開けやすいです。

ちなみに、私はこのワーク(+アルファ)によってタバコをやめることができました。

被害者意識を捨てて、主体性を取り戻すワーク

1、まず自分の中にある○○できないという思い込みを片っ端から書き出してみましょう。

例えばこんな感じで。

私は煙草をやめることができない。

私は学校に行くことができない。

私は友達を作ることができない。

私は人とわかりあうことができない。

私は妻にやさしくすることができない。

私は不登校を解決することができない。

私はダイエットを続けることができない。

私はテストで良い点を取ることができない。

2、次に先ほど書き出した文章の末尾を『できない』から『しない』に変えて読んでみましょう。

私は煙草をやめることをしない。

私は学校に行かない。

私は友達を作らない。

私は人とわかりあわない。

私は妻にやさしくしない。

私は不登校を解決しない。

私はダイエットを続けることをしない。

私はテストで良い点を取ることをしない。

3、心の中で何度かつぶやいてみてください。そうすると、できないのでなく、したくないから、面倒くさいからしていなかったのが何となくわかると思います。

4、次に末尾を○○したいに変えて心の変化を見てみましょう。

私は煙草をやめたい。

私は学校に行きたい。

私は友達を作りたい。

私は人とわかりあいたい。

私は妻にやさしくしたい。

私は不登校を解決したい。

私はダイエットを続けたい。

私はテストで良い点を取りたい。

これはゲシュタルト療法のワークで、結局は自分の人生は自分が作っているのだということがわかるワークです。

悩んでいる人はどうしても被害者意識、もうダメだという意識に浸ってしまいます。私もそうでしたからお気持ちはよくわかります。

しかし、私はあなたに一刻も早く主体性とできるという自己コントロール感を取り戻していただきたいのです。

これはそのためのワークでした。折にふれてやってみてください。

では、またお会いしましょう!!

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