こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
最近、仕事のついでのラーメン屋巡りにはまっています。
私は昔は行列のラーメン屋には並ばなかったのです、手間暇かけたほどには美味しくないと思っていたんですよね。
しかし、最近は行列のラーメン屋の店主の人柄や生き様、ラーメンの繊細な味やこだわりを鑑賞できるようになりました。
昔と違ってラーメンを食品としてではなく芸術品として味わう感性が育ってきたんですね。昨日は藤沢のらぁめん鴇(とき)に行ってきました。極上の芸術品でしたね。
もちろんラーメンの話は前振りです。以上のことを前提に以下の話をお読みください。
うまくいくのはどちらでしょうか?
例えば、赤ちゃんが生まれたとして、次の2家族のうち、うまくいくのはどちらでしょう?
1つはハイハイをした、立った、言葉を話した、字を書いたなどですごく喜ぶ家族。
もう1つはハイハイをした、立った、言葉を話した、字を書いたなどは当たり前のこととして喜ばない家族。出来ていないところに不安を感じるお母さん。
どちらがうまくいくでしょうか?
うまくいくのはどちらでしょうか②
勉強をしていて出来ることが増えるたびに喜ぶ人。何かの習い事をしていても少しの成長に喜ぶことが出来る人。
勉強をしていて出来ることが増えていても少しの成長では嬉しくない人。何かの習い事をしていてもよほどの成果が出ないと喜べない人。そしてできていないところばかりが心配になってしまう。
うまくいくのはどちらでしょうか?③
女性の髪形が変わった事に気がついてほめることが出来る人。
女性の髪形が変わった事くらいには価値を感じず、整形をしたとかでもないと価値を気づかない人。そして、体重が増えたとかしわが増えたとかのマイナス面にはよく反応する人。
うまくいくのは微差の価値を感じることが出来る人
当然にうまくいくのは前者の方々ですよね。微妙な成長や良いことを喜べる人がうまくいきます。
なぜならば、微妙な成長や微妙な良いことを喜べる人はそのために頑張れる人だからです。
その差は短期的にはほんの少しですが、長い目で見ると非常に大きな差になります。月に3%の成長でも1年後には実力は1.5倍になりますし、2年後には2倍になります。3年後には3倍弱の実力になります。4年後には4倍強の実力になります。
月に3%の成長はわずかなものです。気づくか気づかないかかなり微妙なところです。そしてそれを気づいて喜べない人は月に3%ですら成長できません。
いきなり大きな成長や成果を求めても大きな改善や成果はありません。小さな成長や成果を喜べる人が大きな改善をすることが出来ます。
子供が少しづつ成長していても気づかずに不安や心配ばかりをしている人。子供は言うことを聞きません。
不登校でもちょっとづつ良くなっているのにそれに気づかずに不安や心配ばかりをしている人。必ず成長が止まっています。
良くなっていることに気づいて喜べるようになってください。
特に子育ては芸術であり、微細な感性を活かして子供に細やかな愛情を伝えていくのが楽しいですから。
工場の流れ作業のようなラーメン屋ではなく行列のラーメン屋のような細やかで愛情のある姿勢でいきたいですね。
では、またお会いしましょう。
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