こんにちは。
「不登校というピンチをチャンスに変える」不登校アドバイザーの早野です。
先日、「先生は何が楽しくて仕事しているんですか??」と高校生2人から聞かれました。
「ん??」と思い、冷静に考えるとあまり考えたこと無い質問をしてくるなと唖然としました。
どちらがカウンセラーなのかわからん。。。
そこで「うーん」と考えて私が答えたら意外にそれは楽しそうだと反応が良さそうでした。良かった(涙)
今日は「なぜ仕事するの?」「なぜ勉強するの?」「なぜ学校に行くの?」と聞かれた際のことについて考えてみたいと思います。
私の答え
「何が楽しくて仕事してんの?」に対する私の答えは下記のようなものでした。
「私は昔、心が病んでいてすごい辛かった時がある。その時に将来は心の問題を叩きのめしてやろうと決めた。今の仕事はその途中でモンスター退治をしているようなものでゲームのような楽しさがある。また、人に喜んでもらうという楽しさもある。自分の苦しみが人の笑顔に変わるのだから有難いことだ。(ゲームとか言ってごめんなさい。相手が極度のゲーム好きだったので。。。)」
そしたら「私もやってみたい」とのことでした。「家からは出ないけど。。。」
もちろん、私の仕事は毎日愉快なことがたくさんあるわけではありません。というか、愉快なことはほとんどありません(涙)。
とはいえ、世の中の他の仕事もそうではないかと思います。お笑い芸人だって愉快なことはあまり無いでしょう。逆にものすごい理不尽そうで不愉快なことが多そうですよね。
人生に意味はあるか?
私は「夜と霧」のフランクル博士が好きなのですが、博士はこう言います。フランクル博士はアウシュビッツ収容所の生き残りです。
「人生に意味や希望を見出せない人から強制収容所では死んでいった。また、現代のアメリカの大学生でも豊かで学業や友人関係に何不自由ない人でも人生に意味を見出せない人は自殺してしまう。そもそも我々が人生の意味を問うてはいけません。我々は人生に問われている立場であり、我々が人生の答えを出さなければならないのです。」
また、フランクル博士はこうも言います。
「人間は緊張のない状態など求めてはいない。心の底では目標に向かって苦闘する日々を望んでいるのだ」
例えば現代人はなぜスポーツをするのか?簡単に食えるのになぜ一生懸命働くのか?
それは人間は目標に向かって苦闘する日々を望んでいるからだと言います。
人生の意味はそれぞれが考えるしかない
人生の意味はそれぞれが考えるしかない。(その人にとっての)人生の意味が明確になれば苦しい経験も最高の経験になりますし、腹も据わってきます。
ぜひビクトールフランクル博士のロゴセラピー系の著作を読んで「人生の意味」を考えてみてください。
教育熱心なご家庭で子供の出来がある程度良かったケースはこういう問題が生じやすい傾向があります。(私の家とか 笑)
では、またお会いしましょう!!
PS:3月19日15時からに都内で伊藤丈雄さんのひとりミュージカルを開催いたします。
伊藤丈雄さんは小学校からの不登校でそこから大検を取得してICUに入学後、劇団四季を経て、独立しひとりミュージカルという新ジャンルを打ち立てました。
当日は不登校からの現在までの御自身の軌跡と秘訣をミュージカルで演じていただき、講演で解説していただきます。
参加ご希望の方は下記までご連絡くださいませ。
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