こんにちは、早野です。

桜や菜の花がきれいな時期ですが
新年度が始まり、
いろいろなお声が届いています。

でも正直に言いますと――
私自身も不安でいっぱいになることがあります。

「この支援でいいのかな?」
「ちゃんと届いてるのかな?」

そんなふうに迷って、
心が折れそうになる日も珍しくありません。

ときには天を仰いで、
「もういやだ…」って気持ちになる日だってあります(笑)

でも、そんなときこそ私が頼りにしているのが、
心理学の視点。

 

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■ エネルギーが回復すると、前に進みやすくなる
心理学には、エネルギーを回復させるヒントがたくさんあります。
それは、気合いやポジティブ思考ではなく、
もっと静かで、やさしくて、でも確かな方法です。

その中でも私がよく使うのが、
「できたこと」に目を向けるという方法。

これ、実はちょっとしたコツがあるんです。
たとえば「今日も起きられなかった…」と落ち込む前に、
「でも、昨日より早く寝られたかも?」と探してみる。

そんな小さな「できたこと」を認識すると、
少しずつエネルギーが戻ってくるんですよね。


■ 「できたこと」は、ちゃんとそこにある

最近、春休みに不安を感じていたお母さんたちと話す中で、
こんな「できたこと」が出てきました。
• 美容院に行けた
• サッカーに参加できた
• ゲームのルールを説明できた
• 親に自分の意見を伝えられた
• 私(早野)と話せた
• 自転車でイオンに行けた
• お皿を洗ってくれた

一見するとささいなことかもしれません。
でも、これらはすべて「心の中にある力=やる気と自信の源」です。

こうした経験を重ねていく中で、
• 入学式に参加できた
• 登校できた
• 最初の1週間を通えた
といった行動に“つながっていく”のです。

 

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■ 実は、「できたこと」に目を向けるのって難しい
でもね、ここが大事なんです。

「できたことに目を向ける」って、
本当はけっこうエネルギーがいることなんです。

不安や焦りでいっぱいいっぱいのときに、
「でも今日、できたことあったよね」
なんて言われても、

「いやいや、それどころじゃないよ…」
ってなりますよね(笑)

「〇〇ができたよね」と思っても
「だからなに?」となりがち。

私もまさにそうなんです。
それでもなんとか、

「ちょっとでも出来たところに目を向けてみよう」って、
自分に言い聞かせます。

すると不思議と、
その“視点”がまわりにも波及していきます。

お母さんが「そういえば今日、自分もごはん作れた」って気づけば、
子どもも「今日はゲームやって楽しかった」って話し始めたりする。

リソース(資源、やる気や自信の源)に注目する姿勢は、
連鎖していくんです。


■ 「わかってるけどできない」を、できるように変えていく
「できたことに目を向けた方がいい」
そんなの、誰だってわかってる。
頭では。

でも、それができないときがある。
それが人間です。

だからこそ、私は心理学を学んでいて本当に良かったと思うのです。
心理学は、「わかってるけどできない」状態から、
「できる」に変わる過程を研究する学問。

しかもありがたいことに、
心理学にはエネルギーを上げるための具体的な技術もたくさんあります。


■ 心理学には「エネルギーを上げる方法」がある
たとえば、
• 小さな成功に気づくワーク
• 呼吸を整えるトレーニング
• 言葉のかけ方を変えるスキル
• 体をゆるめることで心をゆるめる方法

どれも派手じゃないけれど、
実際にやってみると効果を実感できるものばかりです。

私も昔は「だから何?」と思っていましたが、
ピアノとかテニスみたいなもので

やればやるほどうまくなり
すごさをさらに実感。

そして、毎回絶望した時に師匠と話して
回復を感じる中で身についたもの。

そして、誰かのエネルギーupは
子どもにも確実に伝わっていきます。

そうなると雪だるま式に良くなっていくんですね。
ポジティブなことが次々とおこる。

ネガティブなことが起きても
自分で自分をあつかえれば別にそれはそれでOKとなる。

良い時は良いけど
良くない時も別に良いよね、
みたいな。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた。

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書評のご紹介

息子が不登校になり孤独と絶望の中、様々な本やネットを調べ、やっと納得出来るこの本に出会いました!

簡潔で分かりやすく、なるほど!と一つ一つが腑に落ち、お金も労力もかからず直ぐに実践出来るやり方まで載っていたので早速試してみました。

実際、1年以上家から出れなかった中2の息子が、先日短時間ですが、学校へ行きました。

突然の事で、驚きと嬉しさで涙が止まりませんでした。 Amazon書評より

子供が不登校になったら、子供と家族の世界が暗転します。不登校は学校に行けない本人と家族の関わり方に起因する問題です。

ご自身の経験から、それぞれのもつれた糸のほぐし方を、非常に緻密にやさしく書かれています。

子供に対する時にも自分を内観する時にも、いつも手元で参照したいと思いました。

不登校に限らず、絶望からの立ち上がり方の網羅されたすばらしいナビゲーターです。                  Amazon書評より

私立なので週6日登校ですが本人は週5日と決めている様ですが登校しています。

作者がこれでも良いと言ってくださるので親も気が楽になり、怒りの回数が10分の1になりました。

この本を検討している方は本当に困っていると思います。なので私も実体験だけを書きました。                Amazon書評より

不登校児童をもつ親御さんに向けて書かれた内容で、前向きな言葉の数々に元気づけられるはず。100頁くらいですぐ読み終わります。

不登校は大物になる可能性大!愛着障害は実は天才の可能性が!と調子よくてほんまかいなと読み進めたけど、偉人が結構な数いることに少し驚く。

要は不登校の子は感性が鋭く『葛藤を抱えながら生きる』ため大事が成し遂げられやすいということで、上記の言葉で安心して引きこもっていれば成功する訳ではない。

『悩むことの上手い下手も日本語能力に左右される。だから勉強は国語がカギ』というのは妙に納得した。       読書メーターより

我が家の運命を変えた一冊。

この本が好きになり、作者の早野さんのブログを読み尽くしたところ、
復活した息子、いまのところ無敵です。
amazon書評より

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