こんにちは。
『不登校はピンチの顔をしたチャンス』『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
今日は不登校に関する本の書評です。
水野達朗さんの著作の『無理して学校に行かなくていい、は本当か』です。
水野さんは一般社団法人家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの代表理事をさている方です。
本の感想
不登校は万能のマニュアルはなく、子供に応じた対応法を取らないとダメだということです。
いろいろな要因が重なり合っているので、一言でこうすれば良いと言うことはないのです。
そのためには専門家が家に行き、現場を見て支援をする必要性があります。
不登校は子供だけが頑張っても親だけが頑張っても先生だけが頑張ってもダメだからです。(ダメな場合が多い)
私もそのような不登校支援をしているので大変良くわかります。万能法は無いのです。
関係者全員が力を合わせれば何とかなりますからね!!
そういう子達の訪問カウンセリングをしていると彼らの本音が聞こえてきます。
風が吹けば飛んでいってしまいそうな、小さな小さな心の声です。
『本当は学校に行きたい。。。。』
私は何度彼らの心の声を聞いて涙したことでしょうか。
かなり同感です。子供が一番学校に行きたいと思っているんですね。。
口では何と言っていても。
家庭教育では過保護、過干渉により『目の前のかわいそう』が優先され、『将来的なかわいそう』の視点が抜け落ちているケースが目立ちます。
不登校支援ではカウンセリングの名の下に『欲しいものは何でも与え、不快感から遠ざけ、スキンシップをし、心のエネルギーが溜まるまで待ちましょう』という対応が主流になっています。
目の前のかわいそうではなく、将来的なかわいそうがたしかに重要ですね!!
厳しさも子供にとっての大事な栄養源だからですね。
私は『不登校はこうすれば解決できます』とは書きません。私は不登校はそのケースごとに全く違うものです。だからこそ一人ひとりの不登校の子供に適した対応法や解決策を模索する必要があります』と言います。そのような様々なケースがある不登校ですが、私の不登校支援の経験から見えてきたのは、『家族のあり方』が不登校解決のヒントになり得るということ。そして『待っているだけでは解決しない不登校がある』ということです。
一番リスクが高いのは『何もしない』ことですね。この本は大変素晴らしく、とても共感できました。ぜひあなたも読んでみてください。
では、またお会いしましょう!!
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