こんにちは。
『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。
経営学者の楠木健さんの本で有名なもので『ストーリーとしての競争戦略』という本があります。
氏はなかなか有名な経営学者でなかなか面白いです。
さて、『好きなようにしてください たった一つの仕事の原則』という本があります。
子育てや経営はアート
子育てや経営、芸術は似ていると思います。
その心は『正解がない』ということです。
不登校の親御さんはもしかしたら正解があるのかもしれないと思っていらっしゃるかもしれませんが、正解はありません。
残念ですね。
そういう意味では自分を信じて自分の考えるようにやっていくしかありません。
だから結局は『好きなようにしてください』となります。
例えば、指原莉乃などは中学不登校で突然『アイドルになる』と思い立ち、九州から上京したわけですね。
全く正解ではありませんね。。。
正解があると思うから開き直れない
子育てもアートですから『正解は存在しません』。
そしてノウハウよりも在り方というか感情というか姿勢が大事ですから素の自分で勝負をするしかありません。
そういう意味では『好きなようにしてください』なのです。
この姿勢が一番開き直れるからある意味では良いような気がしますね。
そこからこそピンチはチャンスになり、逆転の道が出てくるかなと思います。
正解があると思って様々な不登校のマニュアルに振り回されるのが一番もったいないです。
そんなことになるくらいなら『好きなようにやってください!!』
それが一番楽しくて子供にも良い影響を与えるかなという気がしますね。
人間の本質をとらえたやり取り
ちなみに『好きなようにしてください』から面白いやり取りを引用します。
都内の大学に通う22歳です。ずばり先生にお聞きしたいのは、経営者になるためには、どのようなキャリアパスを歩むのが一番、成功の確率が高いか、です。
これまで、井深大、本田宗一郎といった日本の起業家や、ジョブズ、ザッカ―バーグ、ベゾスといった世界の起業家の本を読みあさり、彼らのような経営者になりたいと強く思うようになりました。まだいまは、「特にこれをしたい」という事業領域はないのですが、とにかく経営者になりたいと思っています。
経営者に至る道はさまざまだと思いますし、そもそも才能がないとダメだとは思います。そして、私に才能があるかはわかりません。私のように、経営者になりたいけれど、何をしたいかまだ固まっていない人間は、どんな企業や分野から、ビジネスマンとしての修行を始めるのがいいでしょうか?
これに対しての解答。
愚問をいただき、ありがとうございます。しばらくは好きなようにしていてください。そのうちにこういうヘンなことを考えなくなるのでご安心ください。
こういう質問をお受けすると、人間の性を痛感します。人間というのは、実に虫がいい考え方をするものです。とにかく手っ取り早く、最小のコストで成功する「法則」や「方程式」を求める。若い人ほどそういう傾向が強いように思います。あなたに限らず、若いうちは多くの人がこうした安直な解を求めるものです。
ハゲ頭の説教として聞いていただきたいのですが、率直に言ってあなたは「怠け者」です。当然の話ですが、仕事の中身が経営者であるかどうかにかかわらず、「最適なキャリアパス」など世の中には金輪際存在しません。ましてや経営者という仕事はそんな事前に「成功の確率」をはじき出せるようなものではありません。
不登校に関するご相談もこれに近いところがありますね。。。
書評に『仕事に対する構えについて考えさせられる骨太の一冊』
とくに何でも悩んでいる方はその対象に関して骨太の状態になれると思いますのでおススメです。
その骨太さは確実にお子さんに伝わると思いますよ。
では、またお会いしましょう!!
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