こんにちは。
早野です。
今日は自由と責任についてです。
過干渉、先回りの弊害
不登校のご家庭は先回り、過干渉であることが多いです。（現代日本はほぼ全てがそうかもしれません）
○○をしなさい、
○○をやってはいけません、
というものが多い傾向にあります。
そのことのデメリットは子供が打たれ弱くなってしまうことです。
上手くいかないことへの免疫が育ちにくいのです。
人間生きていれば失敗や失望がありますが、
過干渉で育ってしまうと簡単に心が折れてしまいます。
動物の世界に例えると、
動物園で育ったライオンは外に出たらエサをまるで取れないでしょうし、
動物園で育った馬は外に出たらスグに食べられてしまうでしょう。
生きる力が非常に弱い子供に育ってしまうのです。
不登校にならなかったとしても社会に出てから無能さを露呈してしまう、
という話はよく聞きます。
東大でも早慶でもそういう人がたくさんいます。
『不登校よりはマシでしょ』と思われるかもしれませんが、
本人は家庭でも会社でも奥さんにも子供にも上司にも後輩にも馬鹿にされてリストラにおびえる人生です。
生まれてこなければよかったと思うことでしょう。
不登校でもご飯が食べられるのだから、
『飢餓の国の人よりは良いでしょ』と言われてもピンとこないのと同じです。
なるべく干渉を減らす
というわけで、なるべく干渉を減らすことが大事です。
すると、子供はバカげたことを言ったり、やったりします。
ユーチューブに動画をアップして炎上したりするかもしれません。
他所の家のガラスを割ってしまうかもしれません。
学校に行かないかもしれません。
馬鹿なのだから仕方がありません。
しかし、それにより子供は学んで成長していきます。
そこから学んだことは生きる上で大きな財産になります。
大人の方はわかると思いますが、
何かをすれば大体は失敗に終わります。
失敗への耐性を身につけさせないことは、
保護された領域でないと生きていけない人間を育ててしまいます。
サラリーマンや公務員の８割はそうだと言われます。。。
２割が自発的に動ける人で、２割がどうしようもない人で、６割は日和見だそうです。
そうなれば、その組織は衰退しますし、国も衰退します。
実際、日本は衰退しているそうです。（知りませんが）
自由には責任が伴う
さて、子供が干渉されずに自分で決めたことは、
子ども自身の責任になります。
例えば、学校に行かない→留年決定。
これは子供の責任です。
まさかそんなこともわからないわけはないでしょう。
不都合を感じれば対処するでしょう。
勉強しない→テストの点数が悪い。
これも子供の責任です。
不都合を感じれば対処するでしょう。
テストの点数が悪くても気にならない人はならないでしょうが。
世の中には顔も性格も頭も悪くても気にしない人がたくさんいますので大したものです。
学校に忘れ物をした→恥をかいた。
これも子供の責任ですね。
不都合を感じれば対処するでしょう。
極論を言えば、
自転車で車にぶつかったら次からはぶつからないようにかなり注意するでしょう。
責任を子供に持たせることによって、
子供は成長します。（車の場合はドライバーにかなり責任がありますが）
違和感がある場合は、、、
上記の話で違和感がある場合は、
おそらく親御さんが子供のことを信じられていないのでしょう。
しかし、まず、子供には人生を良くしていきたいという意志があります。
これは全く例外がありません。
不登校でどうしようもないように見える子も話してみると、
人生を良くしていきたいと思っています。
ただ、ハードルが現状だと高すぎたり、
能力が無かったりすることはあります。
そこは助けてあげたほうが良いと思います。
しかし、あくまでお子さんが主体者です。。。
助けを求められたら助ければ良いだけです。
こちらから動くと見事に自分からは動かないロボットになります、、、
自由になりたければ責任を負えばよい
逆に自由になりたければ、責任を負えば良いです。
起業すれば何をしても自由です。
魚屋をやってもいいですし、花屋をやってもいいですし、宇宙事業をやってもいいです。
大人になれば何をしても自由です。
外国に住んでもいいですし、名前を変えてもいいですし、性転換をしても良いです。
普通に主婦の方でも、ビジネスを始めてもいいし、
音楽の習い事を始めてもいいし、ボランティアをしてもいいし、
小説を書いてもいいし、お料理教室をしてもいい、
のです。
『自由と責任てスゴイ楽しそうだな』という世の中になれば、
もっと不登校の子も楽しくなるでしょう。
『早く大人になって自立したい！！！』
そう思えるような世の中になれば、子供も大人も楽しいですし、
日本も活力ある国になり、経済的にももっと良くなるでしょう。
そういう意味では、
今の日本で不登校で苦しんでいる人が多いのは、
安定志向の人が多く、○○でなければならないという思い込みが多いからでしょう。
だから、レールから外れたら終わりだと思ってしまうわけですね。
子供は楽しければやります。
ゲームはいくらでもやるわけです。。。
我々大人が『自由と責任の面白さ』を見せつけられるような生き方をしていきたいですね！！
では、またお会いしましょう！！
最後までお読みいただき有難う御座いました！！
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