こんにちは。
今日は『真の』完璧主義のススメ、です。
不登校の子には完璧主義の子が多いです。
ぜひ『真の』完璧主義を身に着けていただければと思います。
今日もお読みいただき有難う御座います。
★完璧の語源
完璧は辞書で調べると、
欠点が全く無いこと、
あります。
しかし、その由来というか精神を大事にするべきだと思います。
★完璧の由来
中国古典のお話です。
http://chugokugo-script.net/koji/kanpeki.html
小国の国は大国から常に虐められていました。
（ジャイアンとのび太のようなもの）
ある時、大国の王様は小国の王様に言います。
『お前の国の宝物と俺の領土の一部を交換しようぜ』
（ジャイアンがのびたの宝物と俺の宝物を交換しようぜ、と言うような感じ。
ほぼカツアゲ。
お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの状態。）
小国の王様は困ります。
『これは罠だ。宝物を取られて、領土はくれないだろう、、、』
そこに家臣の藺相如は小国の王様に言いました。
『私にお任せください。この交渉をまとめあげておみせしましょう』
さて、藺相如と小国の王様は大国の宮殿に宝物を持っていきました。
やはり大国の王様は約束をほごにして宝物をカツアゲしようとしたので、
★人間の尊厳を守った藺相如
藺相如はこう言いました。
大国の王をにらみつけ、
「ええい、この無礼千万な大国の王め、嘘八百を言いやがって、
ただで宝物を手にいれようたってそうは問屋がおろすか！
わしを殺す気か？
やるならやってみろ。
この宝物もろとも柱にぶつかってド頭も宝物もこなごなに砕いて見せるわ！」
と激怒して叫びます。
この時、藺相如の髪の毛は怒りのあまり逆立ち、
帽子をかぶっているかのようだったと言います。
それにより、宝物の璧を完全に守ったことから完璧という言葉が生まれたそうです。
★完璧主義の由来の精神
これは開き直りと言うか気迫というか、
人間の尊厳を守るということだと思います。
以前、こういう子がいました。
引きこもり、家からあまり出れない状態でしたが、
ある時、こう言いました。
『学校に行っているからと言って偉いわけではない！！』
それから外を昼間から歩き、同級生に会っても逃げなくなりました。
大した気迫ではないでしょうか？？？
また、私の母は子供の不登校で落ち込んだそうですが、
『別に悪いことをしているわけではない！！！』
と思うようになったそうです。
良い開き直りですね。
星野源も『地獄で何が悪い』と言っています。
『中卒で何が悪い』
『コミュ障で何が悪い』
『臆病で何が悪い』
『逃げて何が悪い』
『ハゲで何が悪い』という感じですね。
私は本当に完璧なものは人間の尊厳だと思います。
お金、権力、善悪、顔が良い悪い、世間体、常識、周りの目、
そんなもので人間の価値が決まるのか？？？
まさに、
『学校に行っているから偉いのか！！？？』ということです。
そういう開き直りや気迫が大事なのではないかと思います。
相手が誰であろうが、
自分がどういう状態であろうが、
死ぬまで物怖じしない。
それが完璧主義ではないかと思いますね。
経歴に傷がつかないように、
人として欠点がないように小さくなるのではなく、
こんな宝物なんか叩き割ってやろうか！！！
という精神だと思います。
では、またお会いしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座います。
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