こんにちは。

『不登校というピンチをチャンスに変える』不登校アドバイザーの早野です。

今日は前々回の続きです。

不登校 チャンス

秘訣①が自分と自分の関係を良くするでした。私は自分統一と呼んでいます。

秘訣②時間軸を変えて解釈をしてみる。標語が『困った時の時間軸』でした。時間軸を変えれば全ての意味合いが変わるので感情が変わるわけですね。

そして秘訣③この世に絶対的なものは無いということを骨の髄まで理解することです。

この秘訣③を理解すると現実の中で大体のことはなんとかなるように感じることが出来ます。あわてなくなるわけですね。

まず最初に事実と解釈をわける

まず、最初のステップとしては事実と解釈をわけなければなりません。

例えば、『子供が学校に行かない』は事実で『将来ニートになるんじゃないかしら?』は解釈です。

もしくは『子供が学校に行かない』は事実で『学校に行かないのは悪いこと』は解釈です。

さて、ここからが重要です。

あなたは自分の解釈が絶対だと思っていらっしゃいますがそれは明らかに損です。

解釈が決まれば感情も決まり、行動も決まりますのでいつまでも状況は変わりません。

出来事の奴隷なわけです。

主体性も自立性も全くありません。

解釈はどうとでもできることを骨の髄まで理解して、解釈を自分の都合の良いように自由自在に変えることが出来れば、何がどうなっても自分が主導権を持ってこの世の中を渡っていくことが出来ます。

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それでは解釈が絶対ではないことを理解するためにはどうしたら良いでしょうか?

自分の中の思い込みが絶対ではないことを理解するためにはどうしたら良いでしょうか?

それには多様な経験をするしかありません。そして考える。

①世界中の人の考え方を知る。

世界には様々な人がいます。そして多様な常識があります。

自分を縛っている都合の悪い常識を相対化させることが出来ます。

よく高校で海外留学をした子が立ち直るのもそのためです。

②いろいろな人の考え方を知る。

日本の中でもいろいろな人がいます。

そうすることで自分を縛っている都合の悪い思い込みから自由になることが出来ます。

不登校でもその後に社会で活躍している人はたくさんいますのでそういう人に話を聞いてみれば良いと思います。

③科学や脳科学を勉強する。

科学を勉強するといかに自分の思い込みが間違っているかを痛感することが出来ます。

アインシュタインの相対性理論や量子力学を知れば時間も空間も存在も錯覚であることがわかります。

人間はほとんど錯覚の上に思考をして感情を動かしてジタバタしているわけです。

最新の宇宙論ではホログラフィック宇宙論があります。これは『人類はコンピュータシミュレーションの中で生きている』という宇宙論です。

世界最高の頭脳の一人のホーキング博士をはじめとした科学者や世界最高の起業家のイーロン・マスク氏やバンクオブアメリカなどの実業界の一部が支持しています。

イーロン・マスク氏の自動運転者事業などはまだまだ常識の範囲内の事業ですね。

映画マトリクスの世界です。。。

もうわけがわかりませんよね。。。

頭や心を柔らかくするには科学を知るのが良いという意味では竹内薫(物理学博士)さんの『99.9%は仮説 思い込みで判断しないための生き方』という本がおススメです。

科学的に正しいとされていることのうち99%は仮説にすぎないというお話です。

世界の見え方が変わって楽に生きられるようになるかもしれません。

脳科学でも慶応大学の前野隆司氏の『錯覚する脳ー美味しいも痛いも幻想だった』によると『生きている』とか『死んでいること』すら錯覚だという日常の感覚を完全にぶっ飛ばすような理論が出てきています。

不登校がどうのこうのの議論の以前にそもそも『生きている』ということが錯覚なのだという理論です。

ハーバード大学の客員教授を経ての慶応大学の理系の教授の本です(笑)

錯覚する脳

解釈を柔軟にしてから現実の問題の解決を考える

こんなことを知っていても『そうは言っても現実はどうするんだ?』という話もあります。

それに対しては頭を徹底的に柔軟にしてから解決を考えたほうが良いということです。

私の尊敬する東豊先生は『この世のことで絶対は無い』と言います。

どんな状況でも最悪に解釈したり最高に解釈したり、時間軸を長く取ったりとコントロール権を人間が持つことが人間の自由であり尊厳なのではないかと私も思いますね。

そうでないと状況や出来事や誰かが作った社会の常識の奴隷だと思いますね。

事実と解釈を切り離して解釈の領域を自分でコントロールすればどんな状況でも主導権を握る事が出来ます。

仕掛けていきましょう!!

では、またお会いしましょう!!

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