こんにちは。早野です。
今日はひどい家庭内暴力を無くす方法についてです。
★漢文に学ぶ不登校対策
親子や夫婦で負けず嫌いだったり真面目だったりと超大喧嘩になったりします。
で、、、どちらも死ぬほど負けず嫌いだとどうなるでしょうか???
国語の教科書にもある漢文から考えてみましょう。
★矛盾
ある国の市場である商人が「この盾はどんな剣も防げるよー」と言っていて、
別の商人が「この剣はどんな盾も貫くよー」と言っていて、
別の人が「その剣でその盾を貫けるのか???」と聞いたというお話です。
これは下記のような政治的な話でもあるようで、
各国や各派閥がそれぞれ正当性を主張したいたのですね。
下記の引用文は軽く適当に読んでいただければ良いです。
>「矛盾」は、韓非が『韓非子』の中で儒家(孔子と孟子がその代表、ここでは孔子)批判のためのたとえ話の中で、
>「矛盾」という言葉を使ったもの。儒家は伝説の時代の聖王の「堯」と「舜」の政治を最高で理想だとし、
>舜が悪きを改め、良い立派な行いをして人々を助けたから堯は舜に禅譲したとした。
>しかし、韓非によれば、堯が名君で民を良く治めていたとすれば、舜が悪きを改め、良い立派な行いをして人々を助けるということはそもそも起こりえない。
>一方が立派な人物だとすれば他方はそうではなくなってしまう。
>したがって、両方の者が同じく最高の人物で、理想的な政治を行ったというのは話が合わず、あり得ないという意味を込めて批判的に矛盾の喩え話をした。
>いわば、この話には、韓非が儒家(徳治主義)の思想を批判し、自説の法家(法治主義)の思想の正当性を主張しようという意図があったのである。
★矛盾の行き着く先
矛盾を突き詰めていくと、、、
剣が鉄砲になり大砲になり戦車になり飛行機になり空母になり核兵器になります。(今はサイバー、宇宙軍だそうです 笑)
なので、矛盾は進化の原動力とも言われます。
ライバル会社が進化すればさらに別のライバル会社は進化するみたいな感じですね。
で、ここから不登校の話です。
お互いの正当性を連日連夜休まず主張し続けると、、、
妻が病気になるまで喧嘩になります。
お互いの正当性を主張し続けると、、、
子供がナイフを出してきたりします。
いわば、、、核兵器を出してきたという感じですね。
第二次世界大戦の日本のようなもので「これは降伏するわ」と、、、
これぞまさしく伝家の宝刀、、、
いわば、負けず嫌いで正しい正しくないという善悪の価値基準が明確で融通が効かないと核戦争になる、、、
キリスト教とイスラム教、資本主義と共産主義、、、
そんな大戦争が家庭内で繰り広げられたりするわけです。
あとはテロ行為とか、、、
革命大成功で国王夫妻は処刑みたいな感じです、、、
もはや、幼少期がどうとか認知がどうとか関係なし(笑)
むしろ、哲学とかシステムシンキングの分野から見たほうが良い気がします。
★逃げるが勝ち
で、もうこれ以上エスカレートするとやばいと思われたら、
相手にせずにその場を離れるのが良いとよく言われます。
しかし、それがなぜか出来ない。
逃げたら「やーい逃げるのか???」と言われるからです。
横山光輝の三国志の漫画みたいな光景です(笑)
で、それがなかなかツボをついていて腹立たしいのですね、、、
特に夫婦とか、、、
もしくは、テレビや洗濯機をぶっ壊した3日後に、
お母さんが子供が世界で一番大嫌いなS○PIXのテキストを買ってきたりするわけです、、、
以前、子供が久しぶりに勉強すると言うので「それは良かった」と思ったら、
お母さんが捨てたはずのS○PIXのテキストを出してきて子供が激怒したことがありました、、、
そしてテレビやドアが破壊され国土はB29に空襲されたが如く焼け野原になりました、、、
火に油を注ぐとはまさにこのこと、、、
★バイバイキン
しかし、つくづく人間なかなか「正しさ」から離れるのは簡単ではありません。
私は世界から「正しさ」が無くなれば戦争は無くなると思います。
いたるところで正しさを主張して喧嘩していますよね。
殺生しないとかいう宗教ですら喧嘩していますしね(笑)
私はマインドフルネスをオススメするのと、
バイバイキーンと1日10回唱えることをお勧めしています。
そしてアンパンマンのアニメを見ると良いかなと。
口癖にしとかないとなかなか離れられないもんですよ。
負けるが勝ち、泣く子と地頭には勝てぬ、柔よく豪を制す。
という感じです。
★お便りのご紹介
>こんにちは!
>お久しぶりです
>やっと、息子が落ち着いてきまして、今、とても頑張っています
>同じ不登校のお子さんがいるママさんやパパさん達に少しでも希望を持って頂けたらと思いまして、メールをさせて頂きました
>なんとか高校受験をしまして、自分の行きたい高校に決まりました
>6月から、やっと登校になったのですが、登校初日から今まで、1度も遅刻や欠席をせずに通っています
>朝も自分で起きて朝食や学校の準備をして30分前には学校に着くようにしています
>テストは必ず5位以内に入っており、今では、自らテスト前に勉強をするようになりました
>今度は、1位を取ると言って頑張っています
>5月の1ヶ月間だけ、学校に行く前に社会復帰をさせなければと思い親子で知り合いのお店で一緒にバイトをしたりしました
>接客する姿を見ていても全然、普通の子と変わらないと思いました
>もしかしたら、これから先に色々とあるかもしれないと思いますが私は、もう息子は、大丈夫だと思っています!
>1年の間、親子で悩んで苦しい思いもたくさんしてきましたが、
>今、思うと私達、親子にとって、とても大切で、必要な時間だったのではと思っています!
>あまり上手く文章にまとまらないのですが、私は、常に息子に
>「大丈夫だよ!」
>と、この言葉だけを、言い続けていました!
>先生のところにたくさんの方々がご相談にいらっしゃると思いますが、少しでも、その方々の気持ちが楽になればと思います!
>冬は必ず春となる
>と言いますが、ホントに春になりました(笑)
>長々と長文、失礼しました!
愛着障害の権威の精神科医の岡田尊司先生はこう言います。
愛着アプローチを一言でいうと、
常に「あなたは大丈夫だよ」と言うことだそうです。
もしくは常に変わらぬ優しさを示すと。(犯罪をしようがいかに破廉恥であろうがです)
以前、早野さんは「大丈夫」しか言わないと言われたことがありますが、
まーそれが肝なので仕方がない、、、
しかし、「早野さんが大丈夫と言うから大丈夫」という親御さんがたまにいますがそれは依存かもしれませんね、、、
私の不徳の致すところですが、、、
依存する先が違う気がします、、、
まー必ず春は来る。
必ず最後に愛は勝つ(笑)
90年代の名曲「愛は勝つ」(笑)
「負けないで」(笑)
ではまたお会いいたしましょう。
最後までお読みいただき有難う御座いました。
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