こんにちは。早野です。

今日もお読みいただき有難う御座います。

前回のチャンレジスクールの記事が反応が良かったので今日もその続きを。

さて、不登校向けの高校の理念は下記のようなものです。

>勁い(つよい)心と自立した未来を育む

>風雪に耐える強い草を「勁草(けいそう)」と言います。

>頑丈な強さがなくても、風に吹かれてもなびいて折れない、

>しなやかなそして負けないつよさ(勁さ)を生徒にもってほしい。

>中学生や高校生の一時期、悩むこともあるでしょうし、

>もしかしたらつまづくこともあるかもしれません。

★疾風に勁草を知る

会社員時代、倒産しそうになった時に社長が上記の言葉を言い出しました。

ピンチの時にこそ本当に強い人物かどうかがわかる、

というような意味合いです。

★心は折れない

で、上記の高校はわざわざ「強い心」とせずに「勁い心」と書いているわけですね。

>頑丈な強さがなくても、風に吹かれてもなびいて折れない、

>しなやかなそして負けないつよさ(勁さ)を生徒にもってほしい。

まず自立してもらうためには困難に負けない人間にならなければならないですね。(社会は厳しいので失敗、否定の嵐ですからね 笑)

で、そのためには勁い心を持たないといけません。

で、勁い心とはしなやかで柔らかい粘り強い心だと思うんです。

頑丈な強さではなくしなやかな勁さです。

心が折れるのは硬いからですね。

風に吹かれてなびいても倒れない。(例:パワハラされても失敗しても絶不調でもうまーくなびいていなす)、

風雪に耐える(例:諦めずに粘り強く時節の到来を待つ)。

頑丈な「強さ」がある必要はありませんし、

勝つ必要はありません。

しかし、負けない(勁さ)は必要です。

以外に大事なことですが上記の学校も勝てとは言っていません。負けるなと言っているわけですね。

★己を知り敵を知れば百戦して危うからず(負けない。勝てなければ戦わないから。)

私が大学受験で参考にしていた本の受験術には最初に上記のようにありましたし、

企業でもよく上記のことを言われました。

で、負けない勁さレジリエンス(回復力、弾力性)とも言われます。

レジリエンスとは? 心が折れやすい人の特徴、レジリエンス向上の重要性、組織のレジリエンスを高める方法について

レジリエンスで大事なのはで柔軟性やシナリオ・プランニング(複数のシナリオの想定)が言われています。
20世紀最大の心理士のミルトン・エリクソンにこんな話があります。

>エリクソンがアメリカの大学で生徒達に尋ねました

>この部屋から隣の部屋に行くには何パターンありますか??

>熱心に心理学を学んでいるある生徒は言った

>走っていくこともできるし、スキップしていくことも出来ます。

>ここの窓から出ても行けますし、ラジコンにカメラをつければ目だけは行けます。

流石に心理を学んでいるアメリカ人は柔軟ですね。

しかし、エリクソン先生は言いました。

>あなたはかなり省略しましたね。

>私ならこの部屋のドアを出たらタクシーに乗り、空港に行き、シカゴ、ニューヨーク、ロンドン、

>ローマ、香港、ホノルル、サンフランシスコと来て、この学校に戻ってきて隣の部屋に入りますね。

>私達は考えをかなり絞ってしまっているんですね。

天才の言うことはわかるようなわからないような話ですが、

例えば東京駅から八王子に行く時に中央線がダメでも、

京王線もあれば車もバスもありますし、

自転車でもヒッチハイクでも歩いてもヘリコプターでもいいわけです。

そもそも八王子行かないで「電話で良くない??」みたいなのもあれば、

「そもそもお前が来いよ」みたいのもあれば八王子の人に代役を頼むとかもあります。

この前、あるご家庭で忘れ物をしょっちゅうする小学生の子にお母さんが激怒していたのですが、

その子は友達に借りるので別に困っていなかったりします。

逆に絶対に忘れ物しないようにと脅迫的になってしまうと忘れ物強迫性障害になってしまいます。

柔軟だと自分を許し受容することが出来ますし、

他人を許し受容することが出来ます。

★無理は無理

以前にこういう子がいました。

「お前ら(ご家族)のせいで対人恐怖症なのにこれからどう生きてけと言うんだ」

私は言いました。

「対人恐怖症の時は頑張って人と話しても自信を失うだけ。心の貯金が減るだけの無駄な努力。相手もつまらないかもしれん。」

「それがわかっていてそういう無駄なことをしないお前は偉い!!いやー君はセンスがあるな!!」

「俺は対人恐怖症の時があったが無理せずに仲が良い人を活用して目的を達成し、

自信がついたら他の人とも話すという戦術を採用していたわな。

そっちのほうがかえって楽やしお得や。別に対人恐怖症でも困らんやろ。

略」

「で、君も全ての人がいつも怖いとか仲が良い人が0人ということはないやろ??」

ある子は言います。

「みんな怖い」

私は言います。

「親や兄弟は別に怖くないやろ。ワイとも普通に話しているじゃないか」

「他にも友達が何人かいるやろ」

「その中で気楽に楽しく良い循環を作りながらそれを広げていけばええのや」

「で、得意の話し方や話題やネタが出来てくれば多少コンディションが悪くても問題ない。

それは武器があるからで丸腰はアホのすることや。」

「あとは話すのが苦手な時は聞いたり見たりする時間が多く取れるからそれはそれで面白いものや。人間観察を趣味にするんや。」

「で、しばらく観察してこの人は信用できるなという奴に話しかければ怖さもかなり減るやろ」

で、しばらくしたら塾に行き始めたそうです。塾の大学生は面白いと。

で、それがしばらくしたらその大学生に別の大学生や生徒を紹介してもらえばいいわけで。。。

チャレンジスクールの言う「勁い(つよい)心」のためには、

チャレンジすべきなのは自分の硬い心に対してなのではないかと思いますね。

この前のメルマガでお話した子は推薦入試で受験勉強せずに名の通った大学に面接なしで行きたいという感じで、

それで本当に合格したのは勁い心があったからだと思いますね。(賛否両論あるとは思いますが自己否定して家に引きこもるよりはいいですよね??)

で、大学に入ったらパソコンが苦手でレポートはスマホで書いているそうです。(ホリエモンは今はほぼスマホらしいです)

また、別の子は通信制高校の試験でシャーペンが壊れて、

なんと芯だけで答案を書いたそうです。(言えば試験官が貸してくれたのではとも思いますが、、、)

よく心も芯も折れなかったなとドン引きしましたが(笑)、

高校では週5で行きバイトもして今は早稲田大学を目指して頑張っているそうです。

で、上記の対人恐怖症で親に怒っていた子がこの芯で答案を書いた子ですね(笑)

勁草かは知りませんが、

芯はたくさんったので折れても大丈夫だったそうです。

ではまたお会いいたしましょう。

最後までお読みいただき有難う御座いました。

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いつもいいお話をありがとうございます。とても気持ちが折れそうなとき、救われる気持ちになります。
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